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日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

一本松地区農道

2005年07月02日 | インポート
事務所の近くの国道251号線と、雲仙グリーン道路を結ぶ、農道の新設計画が進められている。

地域の骨格となるような道路として計画されており、地域の発展のためには、是非とも開通させなければならない道路であると思っている。

計画ルートの途中に、愛野町においては歴史的に古い集落があり、どうしてもその集落のどこかを横断しなければならないので、町としてもいろいろと苦慮・検討していた。

国道251号線に取り付けて、その歴史的に古い集落を横断するまでには、2本の町道と交差しなければならない。

宮添北線と宮添南線という名称の町道だが、どちらもこの地域の子どもたちの通学路として、学校が指定している道路である。

幅の広い、地域の骨格となるような道路が開通する事は、今後のこの地域の発展の可能性を大きくし、また、すぐ近くにある消防署からの救急車両のスムーズな通行という観点からしても、その道路の早期開通が望まれる。

ひとつだけ、注文しておきたい事がある。
新設されるその道路を、通学路の途中として横断しなければならない、この地域の子どもたちの安全の確保である。

自動車の走行にとっては便利になるのかもしれないが、その事によって、登下校時の子どもたちの安全が脅かされるようでは困る。

横断歩道のラインを引くとか、手押し式の信号機を設置するとか、新設される道路との縦断交差の縦断勾配を、できるだけ緩やかにするように、すりつけ区間の距離をできるだけ長く取るとかの設計・施工上の配慮が望まれる。

そのような事柄を考慮していただきながら、一日も早い「一本松農道緊急整備事業」の完成を待ち望んでいる。

豊田かずき