日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

台風の発生

2005年07月15日 | インポート
台風5号が発生している。

台風による大きい被害に、わずか2週間程度の間に2回も遭った経験から、台風と聞くとその進路がとても気になる。

台風5号のアジア名は、「ハイタン」と命名されている。

気象庁のホームページで調べると、「ハイタン」は中国語名で、その意味は「野生リンゴ」だそうだ。

台風のアジア名のつけ方について、気象庁のホームページの中から以下に抜粋してみる。

台風のアジア名

 台風には従来、米国が英語名(人名)を付けていましたが、北西太平洋領域で発生する台風防災に関する各国の政府間組織である台風委員会(日本ほか14カ国が加盟)は、平成12年(2000年)から、北西太平洋領域で発生する台風には同領域内で用いられている固有の名前(加盟国の言葉で動植物や自然現象に関係する名前)をつけることになりました。
 平成12年の台風第1号にカンボジアで「象」を意味する「ダムレイ」の名前が付けられ、以後、発生順にあらかじめ用意された140個の名前を順番に用いて、その後再び「ダムレイ」に戻ります。台風の年間発生数の平年値は26.7個ですので、おおむね5年で台風の名前が一巡することになります。

以上抜粋。

台風のアジア名の一覧表は、ここをクリックすれば見る事ができる。

誰しもそうだろうとは思うが、自分の住んでいる所の近くは通って欲しくはないと考えるのが一般的であると思う。

この事は、自分に関係の無いルートになる事を希望することでもあり、台風による被害が、自分たちだけには及ばないようにと望んでいるということと同じ意味を持つ。

できる事ならば、人間の住んでいない、海上だけのルートを通って消滅してくれれば理想的なのだが、そういう訳には行かないようだ。

梅雨末期の豪雨の心配の次には、台風の発生とそのルートを気にしなければならない季節がやって来る。

四季の移ろいがある、我が国の気候はすばらしいとは思う。

良い時ばかりではないが、暑い夏の後には、必ず実りの秋が巡り来る。

そのことを期待しよう。

豊田かずき