日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

梅雨いろいろ

2005年07月14日 | インポート
九州西部のこの地方が梅雨入りしてから、しばらくの間はほとんど雨が降らず、水不足が懸念されていた。

私が住んでいる愛野町地域においては、ここのところ、まさに梅雨というような空模様が続き、雨も適度に降り、農業用水も順調に確保されている。

ところが、九州の他県では、豪雨による浸水や土砂崩れなどの災害の発生を聞く事が多い。

その一方で、長崎県の佐世保地域では、梅雨に入ってからも雨が降らず、水不足が心配され出している。

昨日の諫早地方は、ものすごい豪雨と強い風だったそうだが、そこから十数キロはなれた愛野町では、昼前に一時的に強い雨が降っただけで、午後はほとんど降らなかった。

雨雲の進行経路次第で、地域ごとの降雨量が全然違ってくる。

人間が月まで行って帰ってきたり、火星探査機が火星まで行って、その表層の様子を映し出してくれたり、彗星に探査用の装置を命中させたりと、人類は膨大な開発費と時間を費やして高度な技術を開発し、そのような事を実現している。

雨雲を拡散させて、各地域に均一に雨を降らせるような技術を開発することができたならば、豪雨による被害も起こらないだろうにと思う。

近隣国では、史上唯一の被爆国である我が国に対する配慮も無く、核実験を平気でやっているようだが、そのような余裕が有るのであれば、他国からの無償援助などは受けるべきでは無いと思う。
特に、我が国からは。

人々の日常生活にとって、有益な技術開発に力を注いでもらいたいものだ。

各地で豪雨被害があっているという話を聞くと、ついそのような事を思ってしまう。

もうしばらくすると、昭和32年の諫早大水害が起きた7月25日がやって来る。

梅雨末期の集中豪雨が無いことを祈るしかない。

豊田かずき