今は解体してしまったが、サンルームの外側に作ったウッドデッキの事例で説明する。
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普通の作り方だと「地面に束石(つかいし)を置いて束柱を立て、その上に大引きや床根太を作る」という、下から上への手順になる。
この方法は素人には難しい。
ボク流は下からではなく、上を先に作る。
まず2×4材(38×89)で根太ユニットを先に作った。
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地べたで①~④の4つの根太ユニットを作成。
このときは地面が濡れていたので、ブロックを置いての不自由な作業だった。
4つのユニットにそれぞれ仮柱を取り付けて、空中に持ち上げる。
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サンルームに合わせてユニットの最適位置を決め、高さや水平を調節したら、根太ユニットどうしをネジでつなぎ合わせて全部を一体にする。
こうして根太ユニットの空中位置が定まったら、その位置に合わせて、地面に穴を掘って束石を埋め、束柱を立てる。
つまり、上に合わせて下を作る。
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束石の捨てコンが固まったら、仮柱を取り除いて、根太の上に床材の2×6(38×140)を並べれば完成。
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完成状態は一枚目の写真を参照されたい。
さて、今作っているのは、コンクリ地面上のデッキ。
古いのを部分解体して、3つの根太ユニットを完成させたところ。
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これから仮柱で空中に持ち上げて位置を定め、正式の束柱や通し柱を取りつける。
このウッドデッキの作業が、毎日午前中のお楽しみになっている。
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