kenharuの日記

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カルガモ親子はみんなのペット

2022-05-21 | 野鳥
町内の水路に今年もカルガモの親子が現れた。

野鳥には、子育てに成功した場所に翌年も現れるという習性がある。

雛は9羽。


水路は幅2メートルで長さ100メートル。
住宅地内にあり、両側は垂直なコンクリート壁である。
小さな雛が独力で水路から出られるような足場はない。

母鳥は時々首を伸ばして草をついばむが、小さな雛たちは届かない。
カルガモは雛に給餌しないから、雛は自力で採餌するしかないのだが、水路内には餌になりそうなものは見当たらず、しきりに水面の汚れや壁面の苔を食べている。


これが住民提供のカルガモ専用住宅。

毎年のことだが、まもなく住民たちの給餌が始まるだろう。
このカルガモは、人のペットになることで子育てを成功させ、その成功体験を踏襲して、また同じ場所に現れたのだと思う。
野鳥への給餌はいけないこととされているが、この子たちは人の給餌がなければ育たない。





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2 コメント

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Unknown (ふくろうキャンカー)
2022-05-22 06:58:22
魚が遡上する河川では「魚道」が作られ効果を上げてますがカルガモにも何か対策が必要カモ?知れませんね。
小ガモを見ているのは可愛いですが農作物の被害はどの程度なのか気になります。
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フクロウさん (kenharu)
2022-05-22 08:36:27
農作物の被害が大きいですね。
白鳥の群れが稲穂を食い荒らすのを見たことがあります。
土手の草を食べる様子は平和ですがね。
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