「リュウキュウヨシゴイを探しに行かないか?」
ヨシゴイの近縁種で、まだ見たことのない鳥である。
珍鳥追っかけはやめて久しいのだが、友人にさそわれて某沼に出かけた。
沼の端には先着のカメラマン数人が並んで居た。

お目当ての珍鳥は、普通のヨシゴイと一緒に、目の前の葦原の中に潜んでいて、たまに姿を見せるらしい。
地元の人が「今日はまだだが、昨日は1回現れた」と言った。
ボクらも葦原にカメラを向けて待ち始めた。
目の前ではオオヨシキリたちが「ギョギョシ、ギョギョシ」とやかましく鳴いている。

時々、サンカノゴイの「ボォー」と声が聞こえる。
ヨシゴイたちは葦の下に潜んでいて、たまに葦を登っては一瞬だけ姿を見せる。

そのまま飛んだとしても、すぐに近くの葦の下に、再び隠れてしまう。

撮影は、広い葦原でモグラ叩きをしているようなものだ。

あやしいモグラは撮影するが、画像を再生して「これも違う」「これも違う」。

昼前から夕刻まで、立ちっぱなしで待ったが、とうとう珍鳥は姿を見せなかった。
珍鳥追っかけというのは、こんなものである。
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今日は寒くはありませんでしたか?
今日の札幌の最高気温は14度、非常に寒かったです。
何時間も待つ事が出来、現れなければ明日も頑張ろうと・・・!?
風景写真も同じことが言えますね!!
でも、その意欲が無くなった今、頑張る気力もなくなりました。( ノД`)シクシク…
前日は33度の猛暑でしたから、この日は日焼け止めを塗り、真夏の服装で臨みました。
ところが晴天なのに日中は爽やかで、夕方は冷たい風が吹いて、半袖シャツでは寒かったです。
珍鳥を追い掛ける人の多くは、撮った野鳥種の数を追いかけています。300種とかを超えてきた人は、一種を増やすのに飛行機代や宿泊費が何万円もかかります。
怪獣カードを集める子供と同じで、一種のコレクターですね。
聞いたこともない鳥ですね。
ボクの図鑑「日本の野鳥550」にもないし、索引を見て気づきましたが、「ロ」で始まる鳥は居ないのですね。