kenharuの日記

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カニ釣りのつもりが

2016-09-20 | 旅行記
E港の釣りは今日も絶不調。
ほとんど全員がボウズの日でも、ほんの数人だけ、獲物にありつける幸福者がいるものだ。
今日の幸福者は隣で竿を振る友人だった。

ボクは釣れないサケ釣りに飽きたので、友人がさばいたサケのアラを使って、蟹釣りを試した。
アラをネットで包み、ロープを付けて海底に沈める。それを20分後に引き上げれば、蟹がネットに絡まって上がって来るはずである。

ところが、蟹は釣れないで、代わりにツブ貝ばかりがどんどん釣れた。

大きいのは、市販品並みのサイズである。

小さな蟹とは違って、ツブ貝は値打ちものである。
面白い釣りだと思うが、あいにくボクはあまり貝類を食べない。

それにツブ貝捕りは禁止されている。
港内のツブ貝を捕ったところで、誰の迷惑にもならないが、違法は違法。
自分が食べるための昆布拾いが違法なのと同様に、悪法としか思えないのだが、従わないわけにはいかない。
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E港に戻る

2016-09-19 | 旅行記
歌登キャンプ場の朝。
車窓から雲海が見える。


車外に出て、刻々と変わる雲海を眺めた。


E港で釣りをしている友人に電話をすると、「まわりで銀ピカのサケが4本ほど上がった」という。
新しい群れが入ったのかもしれない。
早速E港へと戻った。
期待を抱いてE港に入ったが、「4本ほど上がった」後には、再び釣れなくなっていた。

となりの釣り人が、サケではなく、カモメを釣った。

投げたルアーに、空中のカモメが引っ掛かったのだ。
海面に浮いた釣り餌を拾おうと、ウミネコやオオセグロカモメが飛び回っているから、時々こんな事故が起きる。

カモメから釣り針を外そうとすれば、カモメは手に食いつく。
だから、サケ叩き棒でカモメを撲殺する人が、たまにいる。
そうならないように、ボクは「カモメにタオルを被せるから待ってて!」と声をかけた。

逃げ回るカモメをタモ網で押さえ、タオルを顔に被せて、釣り針を外した。


針が外れたら「さあ飛んで行け!」

これが昔話なら、「カモメの恩返し」があるのだが・・・

釣れない港の一日はヒマである。
先日採った鬼グルミを乾煎りし、調味料を加えて、


アツアツのクルミ餅をこしらえた。

餅は新潟の人気ブランド、ウサギ餅。
良いオヤツになった。
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釣り友

2016-09-18 | 旅行記
夜明け前から埠頭で竿を振った。
しかし、今朝も全く釣れない。
釣り場を巡って稚内方面から来た人も、ウトロ方面から来た人も、「どこの釣り場も釣れていなかった」と証言する。
どうやら、サケ釣りの不調は全道的な現象のようである。

釣れないだけではなく、連日の悪天候。
遊びのはずが、風雨と寒さに耐えながらの難行苦行。
誰しもが気が滅入っている。

竿を並べた友人たち9人と晩餐会を開くことにした。
某所にあるコテージを借りて、ワイワイ準備。


サケが釣れていたら、ちゃんちゃん焼きになっただろうが、今日のメイン料理はジンギスカン。


宴は盛り上がり、良い気分転換になった。
明朝は、再び同じ釣り場に戻る人、新しい釣り場へ向かう人、それぞれに思い思いの方へ解散。
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釣れない

2016-09-17 | 旅行記
サケ釣りはボウズに終わった。
昨日まで続いていたという不調は、さらにひどくなっているようだ。
本来ならゴールデンタイムである午前6時前に、早くも釣り人が立ち去り始めた。

ガラ空きになった釣り場で、竿を振って、ソフトボール大の黒いウキ(?)を投げている人が居た。


見せてもらうと、これが魚群探知機。

スマホでサケの影と深さを見ることが出来ると言う。


「そのうちに群れが入るだろう」という構えで、時々思い出したように竿を出したが、まったくアタリが無かった。
夕方の埠頭はとうとう無人状態になった。

明日の朝に期待する人たちの、場所取りグッズが並んでいる。

今日の晩御飯は西興部産の松茸ご飯。

上品な香りが美味しかった。
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再び車上生活

2016-09-16 | 旅行記
週末は釣り場の場所取り合戦が激しくなるので、コテージの退去日を1日早めて、今日にした。
クルマへの引っ越し作業は昼前に終了。
カギを大家さんに返却し、借りた本を図書館に返して、村を後にした。

国道239を東へ走ると、道沿いに「富田ファーム直営ソフトクリーム」という看板の店がある。

クルマを店の前に止めて、二人分を買い求めた。

こんなところに富田ファーム直営店があるのは不自然である。
「富良野の富田ファームですか?」と尋ねたら、案の定「関係ありません」。
富田ファームの隣で商売している「富田メロン」みたいな、紛らわしい商法である。
あきれ顔を見せたら、ポスターを指差しながら「富田ファームとは富の字が違います。うちの冨は上に点がありません」と胸を張った。

間違い探しみたいな違いじゃないか。

あきれ顔のまま店を出て、店外の掲示物を見ると、こちらの富の字にはちゃんと点があった。

ソフトクリームはまあまあの味だが、中の空洞部分がやたらに大きかった。


夕方、友人たちが居る釣り場に到着。
もう何日も不調が続いているそうで、釣り人が少ない。

友人たちも暇を持て余していたようで、ボクらをにこやかに迎えてくれた。
さて、明日の朝は釣れるかな。
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おばあちゃんから貰いもの

2016-09-15 | 旅行記
毎日、自転車でコテージ前の畑に来る、89歳のおばあちゃんがいる。
そのおばあちゃんから貰いものをした。

珍しいものが入っていた。

その筆頭は西興部産の松茸。

100グラム近くある。
西興部は、北海道では珍しい、松茸の産地らしい。
しかし、売っているのを見たことがない。
そもそも「北海道産の松茸」というのは売られているのだろうかと、ネット検索してみたらあった。
なんと1キロ当たり7万円もしている。

珍しいもうひとつは、濃厚な初乳で作ったという牛乳豆腐。
この村は人口よりも牛の数が多いのだ。

これはカミさんの好物である。

牛乳豆腐は、早速晩御飯のオカズにした。
さて、食べ慣れない松茸の方は、どうしようか。
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退去の準備

2016-09-14 | 旅行記
退去まであと4日となった。

早くもコテージの片づけを始めた。
快適に過ごすために、いろいろ手を入れてあり、だから原状復帰にも時間がかかるのである。
カミさんは、手作りの飾り物や、壁の汚れ隠しなどを撤去して、クルマへ移した。
ボクは、段ボール箱で作ったテーブルや収納棚などを解体。

中でも一番厄介な仕事は、コテージの冷蔵庫にある食材の適正処理だ。
コテージの大型冷蔵庫から、クルマの小さな冷蔵庫へ、食材を移さねばならない。
特に、凍らせたサケやマスが目障りである。
あとの4日間はサケマスだけで過ごそうか・・・
そんな食生活をしたら、退去後は釣り場へ直行するつもりなのに、その気が失せるだろう。


片づけばかりでは楽しくないので、ごみ処分場の帰り道で、クルミ採りをした。
山道に自生している鬼グルミを、高枝切り鋏で採集。
初めての試みだから、数十個だけに留めた。

丸く切り込みを入れて捻れば、アボガドみたいに種が出る。


ゴム手袋でガリガリ擦り洗いして、地べたで乾かす。


これをカラ煎りすれば、クルミの口が開く。
最後に、2つに割って中身をほじくり出す。
さて、どれくらいの量がとれるかな?
労働量に見合うかどうかも含めて、それは明日のお楽しみ。
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高感度な手作りアンテナ

2016-09-13 | 旅行記
いつもはNHKの朝ドラを見てから一日が始まるのだが、早起きした今朝は、カミさんと一緒に6時に家を出た。
昨日ボウズに終わったサケ釣りに、再挑戦するためである。

今朝もO漁港で竿を出して、8時になると朝ドラを見るために、いったん車に戻った。
電波状態の良くない場所だが、Tさんに頂戴した手作りアンテナを高く上げると、きれいに映った。

アルミ板2枚を丸く曲げただけの「双ループアンテナ」だが、高性能で、アンテナレベルの数値も余裕しゃくしゃく。
テレビを見ながら、Tさんに感謝。

アンテナの支柱は、グラスファイバー製の釣り竿だから、伸縮自在である。
支柱は非導電性でなければならないから、金属やカーボン製は適さない。
Tさんからアンテナを頂戴し、支柱向きの釣り竿を探そうと思っていたら、そのTさんが、ボクと一緒の渓流釣りで、釣り竿の穂先を折ってしまった。
このアクシデントで、Tさんの釣り竿はボクのアンテナポールに化けた。
タイミングが良いというか、悪いというか。
重ね重ね、Tさんに感謝である。

テレビ映りは良かったが、今朝のサケ釣りはボウズだった。
ボクだけでなく、釣り場全体でもボウズ。

サケをあきらめると、カミさんがチカ釣りを始めた。
30匹ほどを釣って、早々に道具を片づけ始めると、地元の人が獲物を見て「これはウグイだよ」と言う。
「エッ!」とよく見たら、なるほどウロコが光っている。
本物のチカはわずか2匹しか居ないではないか・・・

周りでカモメたちがやかましく魚をねだっていた。
獲物のバケツを埠頭にぶちまけると、お姫様釣りの獲物は、一瞬でカモメの餌と消えた。
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久しぶりの晴天

2016-09-12 | 旅行記
今日の天気予報は「晴れ」だが、今朝も湿っぽい濃霧から始まった。
日の出時刻を大幅に過ぎても、いつまでも外が暗い。
太陽が濃霧を吹き飛ばし終えたのは、かなり日が高くなってからだった。
一面に広がった青い空を見上げて、ようやく、今日の晴れが確信出来た。

洗濯魔になったカミさんを残して、ボクはO港へサケ釣りに。
午前中の3時間だけ、埠頭で釣り糸を垂れた。


港内の釣り人は10数人。
サケ4本が上がるのを横目に見たが、残念ながらボクのウキが沈むことは無かった。
午後は、寝具や絨毯や釣り具など、湿ったグッズを天日に干した。
コテージやキャンピングカーは、全部の窓を開け放って風を通したから、サラリと気持ち良くなった。
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退去に備えて

2016-09-11 | 旅行記
今朝は青空が広がった。
退去日が近いし、衣替えの時期でもあるから、カミさんは大量の洗濯を始めた。
ベランダの干しひもは、たちまち満艦飾。
ところが、1時間後には黒雲が広がって、昨日と同じように霧雨が降りだした。
仕方なく、ストーブを焚いて、洗濯物は部屋干し。

今日からは、車への引っ越し準備も始めた。
バードフィーダーを取り壊したり、溜まったダンボール箱を片づけたりした。
買い物禁止令が出され、冷蔵庫の食材減らしも始まった。
借家と車の冷蔵庫を両方使っているから、引っ越し前に食材を減らしておかなければならない。
今からは、食べたいものよりも、食べなければならないものを食べる毎日になる。
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