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ごっとさんのブログ

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テニスの話題 女子ファイナルと男子インドア

2015-11-02 10:23:06 | テニス
昨日まで男子と女子のテニス観戦で、テニス漬けの1週間でした。女子のWTAファイナルという、上位8人での試合がシンガポールであり、これは日本とほとんど時差がありませんので、夕方からの観戦となり、男子のスイスインドアはそのあと10時ぐらいからと、PC動画をテレビで見るという毎日でした。

まず女子のファイナルで、文字通り今年最後の世界No1を決める大会です。今年はダントツ1位のセリナ・ウイリアムスがケガで欠場したのですが、それなりに面白い戦いとなりました。女子は日本人がまだ活躍できていませんので、それほど注目していませんでしたが、次の世代の選手として、スペインの22歳ムグルッサを応援していました。

このファイナルは、4人ずつ2組に分かれ、総当たりのリーグ戦を行い、各組上位2名が準決勝に進出するという、男子ファイナルと同じ進行です。この予選ラウンドは、一組目はシャラポアが3連勝し、残り3名が1勝2敗でセット率によってクビトバが残りました。もう一組もムグルッサが3勝し、1勝2敗の中からラドワンスカが準決勝に出ました。

当然3勝の2人が決勝だと思っていましたが、このあたりがテニスの面白いところで、2人とも準決勝で敗れ、ポーランドのラドワンスカと、チェコのクビトバの決勝戦となりました。これが非常に良い接戦で、最後までどちらが有利かわからず、ファイナルセットまでもつれましたが、よく走り確実に返していったラドワンスカの涙の初優勝で幕を閉じました。

男子のインドアは、色々見どころがありました。錦織欠場で残念だったのですが、地元スイスのフェデラーの優勝なるか、ナダルは完全復活したのか、そして最後がフランスのガスケがどこまで勝てるかです。ツアーファイナルの出場者は6人決まっており、フェレールと錦織が同点で7位、8位となっていました。次がガスケで、このインドアに優勝すると、次のパリバマスターズの成績次第で7位上昇の可能性が残っていました。結果的には準決勝でナダルに敗れたため、この時点で錦織のファイナル出場が確定しました。

昨日の決勝戦ですが、予想通りフェデラー・ナダルの対決となりました。そろそろ引退かと言われたフェデラーが盛り返し、なかなか復調しないナダルの強さが戻ったか、という注目の戦いでしたが、フェデラーの一方的な勝利となりました。どうもあの粘り強いナダルがなかなか戻って来ません。

これでツアーファイナル出場者が全員決まったのですが、どうも高齢化が進んでいます。錦織を筆頭とする次世代の選手が、今年はほとんど活躍できませんでした。今日から最後のATP1000である、パリバマスターズが始まりますが、来年に向けて錦織だけではなく若手の奮起を期待したいところです。