確定値が出たのは、2013年度の医療費ですが、ついに40兆円を超えたという報道がありました。まだ確定値は出ていないようですが、当然昨年度はもう少し増えているはずです。
この数字はあまりにも多く、実感がわかないのですが、不思議な点がいくつも出てきます。これを一人当たりに直すと、31万4700円になるということでした。これは各種保険、税金、自己負担分の合計額ですが、誰がこんなに使っているのかよくわかりません。
老人医療費が多額になっているのは確かですが、65歳以上が72万4500円となり、65歳以下は17万7700円となっていました。私は、老人と子供以外はほとんど医療費がかからないと考えていましたが、この数字を見るとそうとばかり言えないようです。私の周りはほとんど65歳以上になっていますが、友人には一人糖尿病から腎不全になり、透析を受けているのがいる程度です。
私の家族も含めて、医療費がいくらかかったかのお知らせが2か月に1度来ていますが、あまりまじめに見ていませんでした。それほど健康に問題はありませんので、2人で1か月2万円(保険や税金負担も含めて)程度だったと思います。やはり入院などしている人に多額の医療費がかかるのでしょうか。
10年ほど前、私の母が亡くなるまで8か月ほど、市内の大規模病院に入院していました。この時総医療費がいくらかかり、そのうち自己負担がいくらという明細は来なかったので、よくわかりませんが、各種保険でほとんどカバーでき、私の払う金額が非常に少なく驚いた記憶があります。このあたりは医療費の問題とは異なりますが、安くて助かったことは確かですが、現在の保険制度の問題点かもしれません。
この時入院している他の患者さんを見ると、失礼な言いかたですが、病気が治って退院できそうもない、老人ばかりでほぼ満員でした。こういった人たちに多額の医療費がかかっているのかもしれません。
もう一つの不思議な点は、これだけ多額の医療費を、誰が受け取っているのでしょうか。病院や医療関係者が、それほど大儲けしているという話は聞きませんし、むしろ病院経営などはかなり苦しいようです。製薬会社や医療機器メーカーが多額の収益を出しているということでもないようです。介護や看護の報酬が低くて問題になっており、対応が迫られているのが現状です。
この辺はよくわかりませんが、「新薬や医療機器の導入で医療が高度化した」ということで、この多額の医療費が増え続けることを容認してしまうのでは、いつかは破綻する可能性もあります。高齢者が増加するのは確かな現状ですので、何か抜本的な対策を求めたいものです。
この数字はあまりにも多く、実感がわかないのですが、不思議な点がいくつも出てきます。これを一人当たりに直すと、31万4700円になるということでした。これは各種保険、税金、自己負担分の合計額ですが、誰がこんなに使っているのかよくわかりません。
老人医療費が多額になっているのは確かですが、65歳以上が72万4500円となり、65歳以下は17万7700円となっていました。私は、老人と子供以外はほとんど医療費がかからないと考えていましたが、この数字を見るとそうとばかり言えないようです。私の周りはほとんど65歳以上になっていますが、友人には一人糖尿病から腎不全になり、透析を受けているのがいる程度です。
私の家族も含めて、医療費がいくらかかったかのお知らせが2か月に1度来ていますが、あまりまじめに見ていませんでした。それほど健康に問題はありませんので、2人で1か月2万円(保険や税金負担も含めて)程度だったと思います。やはり入院などしている人に多額の医療費がかかるのでしょうか。
10年ほど前、私の母が亡くなるまで8か月ほど、市内の大規模病院に入院していました。この時総医療費がいくらかかり、そのうち自己負担がいくらという明細は来なかったので、よくわかりませんが、各種保険でほとんどカバーでき、私の払う金額が非常に少なく驚いた記憶があります。このあたりは医療費の問題とは異なりますが、安くて助かったことは確かですが、現在の保険制度の問題点かもしれません。
この時入院している他の患者さんを見ると、失礼な言いかたですが、病気が治って退院できそうもない、老人ばかりでほぼ満員でした。こういった人たちに多額の医療費がかかっているのかもしれません。
もう一つの不思議な点は、これだけ多額の医療費を、誰が受け取っているのでしょうか。病院や医療関係者が、それほど大儲けしているという話は聞きませんし、むしろ病院経営などはかなり苦しいようです。製薬会社や医療機器メーカーが多額の収益を出しているということでもないようです。介護や看護の報酬が低くて問題になっており、対応が迫られているのが現状です。
この辺はよくわかりませんが、「新薬や医療機器の導入で医療が高度化した」ということで、この多額の医療費が増え続けることを容認してしまうのでは、いつかは破綻する可能性もあります。高齢者が増加するのは確かな現状ですので、何か抜本的な対策を求めたいものです。