前回、カナダで行われているロジャーズカップ(ATP1000)の錦織3回戦まで書いていますが、この大会は錦織にとってチャンスであると同時に、ファンにとってははらはらしどうしの大会となりました。
試合後のインタビューでも脇腹の痛みなどには全く触れませんので、大丈夫かどうかは試合経過を見ながら判断するしかありませんでした。前回書きましたように、2回戦は明らかに恐る恐るプレーしていました。3回戦では少し動いたものの、とても好調とはいえない動きでした。
そして準々決勝はブルガリアのディミトロフとの対戦となりました。ディミトロフは一昨年辺りから、現在のビッグ4に続く次世代選手として、錦織、ラオニッチ、チリッチと共に注目されており、一時はトップ10に入っていた選手です。その後怪我などから崩れ、ずるずるとランキングも下がりましたが、現在やや調子を戻し34位まで上がってきた選手です。
今大会はこの4人が出場しており、チリッチが早期敗退しましたが、残りの3人がベスト8に残っています。ですから錦織にとって下位とはいえかなりの苦戦になりそうな試合でした。
試合が始まってみると、予想通り2,3回戦の相手と違いミスが少なくなっています。相手のミスに助けられない以上、錦織が鋭いショットで取りに行かなければいけません。それでもうまく相手のミスにつけ込みながら、本当に少ないチャンスをものにして1セットを取りました。
しかしサーブも入らず、ストロークで主導権を握るのも難しく、2セットの最初のサービスゲームを取られてしまいました。錦織もこのリードされた局面から何とか挽回しようとしている感じもあり、事実動きやショットもよくなってきましたが、もう1ポイントが取れず、ディミトロフのサーブも良かったこともありこのセットを落としてしまったのです。
この大会初めてファイナルセットとなりましたが、2セットの終盤は痛みがなさそうな感じになっていました。3セットで疲れが出るかと心配したのですが、やっと錦織らしいショットが出始めました。こうなるとやはり実力差が出て、むしろディミトロフに疲れが見え安定したリードのまま無事勝を納めました。これで昨年に続いて4強入りを果たしたわけです。
最初は心配していましたが、試合を進めることによって脇腹の痛みも払拭でき、いつもの錦織が期待できるようになりました。次の準決勝は第2シードのワウリンカですが、この強いのか弱いのかわからない選手との結果は次回に続きます。
試合後のインタビューでも脇腹の痛みなどには全く触れませんので、大丈夫かどうかは試合経過を見ながら判断するしかありませんでした。前回書きましたように、2回戦は明らかに恐る恐るプレーしていました。3回戦では少し動いたものの、とても好調とはいえない動きでした。
そして準々決勝はブルガリアのディミトロフとの対戦となりました。ディミトロフは一昨年辺りから、現在のビッグ4に続く次世代選手として、錦織、ラオニッチ、チリッチと共に注目されており、一時はトップ10に入っていた選手です。その後怪我などから崩れ、ずるずるとランキングも下がりましたが、現在やや調子を戻し34位まで上がってきた選手です。
今大会はこの4人が出場しており、チリッチが早期敗退しましたが、残りの3人がベスト8に残っています。ですから錦織にとって下位とはいえかなりの苦戦になりそうな試合でした。
試合が始まってみると、予想通り2,3回戦の相手と違いミスが少なくなっています。相手のミスに助けられない以上、錦織が鋭いショットで取りに行かなければいけません。それでもうまく相手のミスにつけ込みながら、本当に少ないチャンスをものにして1セットを取りました。
しかしサーブも入らず、ストロークで主導権を握るのも難しく、2セットの最初のサービスゲームを取られてしまいました。錦織もこのリードされた局面から何とか挽回しようとしている感じもあり、事実動きやショットもよくなってきましたが、もう1ポイントが取れず、ディミトロフのサーブも良かったこともありこのセットを落としてしまったのです。
この大会初めてファイナルセットとなりましたが、2セットの終盤は痛みがなさそうな感じになっていました。3セットで疲れが出るかと心配したのですが、やっと錦織らしいショットが出始めました。こうなるとやはり実力差が出て、むしろディミトロフに疲れが見え安定したリードのまま無事勝を納めました。これで昨年に続いて4強入りを果たしたわけです。
最初は心配していましたが、試合を進めることによって脇腹の痛みも払拭でき、いつもの錦織が期待できるようになりました。次の準決勝は第2シードのワウリンカですが、この強いのか弱いのかわからない選手との結果は次回に続きます。