ごっとさんのブログ

病気を治すのは薬ではなく自分自身
  
   薬と猫と時々時事

家の外猫キツネの話

2017-10-02 10:39:41 | 
久しぶりにネコの話を書きますが、最後の外猫(家で餌をやっている野良猫)になりそうなキツネという猫の話です。

私の家では庭に住み着いている外猫が常時2,3匹はいたので、玄関前に寝床を作ってやったりしていました。そのため餌を出してある時間が長いため、通りすがりの野良猫が来たりと色々なネコが来ていました。

かなり昔の話ですが、サンボンというネコが庭に住んでいるとき、黄色いネコでやせ細っておりまるでキツネのようなネコが来ました。そのままそのネコはキツネという名前にしましたが、サンボンとすぐ仲良くなり、一緒に庭で暮らすようになったのです。

サンボンは野良猫といっても飼われたたことがあるようで、触ったりなぜたりすることができるのですが、キツネはそういう経験がないのか、触ろうとするとすぐ逃げてしまうネコでした。一時は白黒ブチのネコと3匹いましたので、車のボンネットやフロントガラスが猫の足跡だらけになっていました。

ところが白黒ブチは多分老衰のようでしたが、3年ほど前に亡くなってしまいました。その後キツネは余計サンボンにくっつき、発泡スチロールと段ボールで作った寝床は2つあるのに、一つの寝床に折り重なるように寝ていました。

ところがこのブログにも書きましたが、サンボンが悪性のコロナウイルスに感染し、肺水腫になってしまいました。もちろん何歳ぐらいかは分かりませんが、かなり歳をとっていたようです。何回か水を抜いたりしましたが、今年の1月亡くなってしまいました。

一人になったキツネはそれでも庭をうろうろしていたのですが、いわば用心棒がいなくなったことで新たな問題が発生しました。家から50メートルほど離れた家でネコを飼っているのですが(たぶん4匹)、その家もいろいろ事情があるようで昼間はネコを外に出していました。

サンボンがいる間はそのネコが家に来ることは無かったのですが、非常に怖そうな黒猫が家に来てキツネに襲い掛かるようになってしまったのです。そのうちキツネの姿が見えなくなってしまいました。散歩がてら家の周りを探したりしましたが、隠れているネコを見つけるのは難しいことです。

ところが数日後痩せてボロボロになった状態で現れました。このキツネ用にエアコンの室外機の上にエサ台を作り、窓からエサを出せるようにしました。すると毎日4時前後に食べに来るようになったのです。

ところが黒猫問題は片付いておらず、キツネが食べていると飛びかかりキツネの餌をとってしまうことが分かりました。そこで現在はキツネが来るとかみさんが餌をやり、私が外に出て黒猫を追い払うという面倒なことになっています。

なんとかキツネを捕まえて家に入れてしまおうとしていますが、知人や獣医さんから捕獲器具を借りているのですが、失敗が連続しています。かわいがることができない猫ですが、しばらくこの状態が続きそうです。