楽天ジャパンオープンに行ってきました

先日書きましたように、東京有明コロシアムで開催されている、楽天ジャパンオープンテニス（ATP500）の準々決勝を見にいってきました。

昨年も書いたような気がしますが、有明に行くには新宿から埼京線で最寄り駅の「国際展示場」まで乗り換えなしで行けますので、非常に楽になりました。この日は午後から雨の予想でしたが、この時期にしては寒く少し厚着をして出かけました。

第1試合は12時からでしたが、この試合は両選手ともそれほど良く知らず、注目もされていませんでしたので、第2試合の始まる前に着けるようゆっくりと家を出ました。最寄り駅でそばを食べてからコンビニでおにぎりやビールを買い込み、会場に向かいました。

席は1階席の中段ぐらいということしかわかりませんでしたが、ちょうどコーナーのところで、コート全体が見渡せる良い席でした。予定通りにちょうど1試合目の終わりになるタイミングでしたが、やはり会場内のラケットでの球を打つ音などすごい迫力でした。今回もかみさんの友達と2人でしたが、ちょうど3角形の席で3人が孤立しており、のんびり観戦することができました。

さすがに準々決勝ですので、1万人以上入る席がほとんど埋まっていました。着いたときは雨は降っていませんでしたので、屋根は空いていたのですが、2試合目の途中で屋根を閉め中はそれほど寒くなくなりました。しかも選手の球を打つ音や靴の音が一層響くようになり、迫力は一段と増してきました。

第2試合はフランスのベテランガスケとベルギーのゴファンとの対戦でした。私としては若くて錦織を目標にしているというゴファンを応援していたのですが、1セットは接戦のすえ7-5で、2セットはガスケが疲れたのか6-2でゴファンが取りました。

第3試合はこの大会優勝候補の筆頭のチリッチでしたが、やはりボールの速さが格段で全く相手を寄せ付けませんでした。やはりトップ選手は格が違い6-2、6-0と圧勝しました。

さて第4試合がいよいよ日本の杉田の登場です。杉田は2回戦ラオニッチだったのですが、1ゲーム終わった時点で足が痛くなったようで棄権してしまいました。杉田はほとんど試合をしていませんので、体力的にも問題なく今日はほぼ同じランクのフランスのマナリノでしたので、十分勝算があると思っていました。

当然ですがほぼ満員の観客全員が杉田を応援しています。このすごさは現場にいないと分からないのですが、1ポイントごとにうなりのような歓声と拍手が巻き起こりました。
後から杉田が言っていたのですが、あまりの応援のすごさにすっかり堅くなってしまったようです。結果的には2-6、4-6とあまり良いところなく負けてしまいましたが、十分楽しめた一戦でした。

会場を出ると雨が降っていましたが、かみさんとテニス談義をしながら帰ってきました。