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第6波とインフルエンザの大流行はあるのか

2021-10-19 10:26:46 | 健康・医療
新型コロナウイルスの感染者は、ほぼ収束したといえるような状況になってきました。

メディアに登場する多くの専門家も、なぜ減少したのかを明確に説明できる人はおらず、単に6波に備える必要があるとしか言っていません。

ウイルス自体の問題という説もありますが、コピーミスなどの変異により感染力が落ちたということ考えられません。変異というものはあくまで偶然であり、全てのウイルスが一斉に変異を起こすなどありえないことです。

8月の急拡大の時期と9月になり減少し始めた時期では、飲食店や酒の提供状況は全く変わっておらず、人流もほとんど変化がありませんでした。私はこのブログで、季節的な要因ではないかと書きましたが、それもやや怪しい気もします。

拡大から減少に転じた時期の天候や気温、湿度など考えても、それほど急激な変化はなかったようです。それでもコロナは夏と冬に流行るという、季節要因をもとに専門家は第6波に備えるべきと言っているのかもしれません。

また多くの専門家が、今年の冬はインフルエンザが大流行する恐れがあるとしています。その理由として、昨年はインフルエンザの流行が無かったため、多くの人の免疫が落ちているためとしています。

厚生労働省によると今年の第39週(9月27日から10月3日)の全国のインフルエンザ患者数は5人と発表されています。これは昨年よりも2人少なく、一昨年より4538人も少なくなっています。

まだ流行期ではありませんが、この様に昨年と同程度ということは、今年もコロナの感染対策を行っている限り、大規模な流行はないと考えられるような気がします。

私の印象では若干流行したとしても、医療現場はやや混乱するかもしれませんが、PCR検査数も増加してコロナの実態把握には良いような気もしています。そこで本当にこの冬にコロナの第6波が来るのでしょうか。

ひとつにはコロナワクチンの接種率ですが、この冬前には集団免疫ができる70%を超えることは確実のような気がします。コロナに感染すると、大体2から3人に移してしまうといわれています。

つまり感染者が10人いると、30人程度に移してしまうのですが、この内20人以上がワクチンを接種していれば、新たな感染者は10人以下となり、感染は拡大しないということになります。

また抗体カクテル療法などもすでにあり、メルク社からの経口薬も今年中には認可されそうです。今まで新しい波が来るたびに感染者数は増加するというパターンでしたが、次の第6波は来たとしても低い波で済みそうな気がします。

基本的な感染対策は続けますが、飲食店などの営業はもはやコロナ前の通常に戻すべき時期ではないかと思っています。


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