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極端な異常気象は地球温暖化が原因

2022-10-04 10:30:38 | 自然
このブログでは気象関連はほとんど取り上げていませんが、私は気象というものは人知を超えたものであり、なるようにしかならないものと考えています。

従って地球温暖化と炭酸ガスの上昇は確かなものですが、人間が出す炭酸ガスによって温度が上昇しているという意見には賛成できません。太陽活動かどうかわかりませんが、地球が温暖化することによって海に溶けている炭酸ガスが大気中に出ていると考えています。

地球は完全な閉鎖社会で、あらゆる物質が入って来ることも無く出ていきませんので、地球上(大気も含めた)の総炭素量は常に一定であるという事実に基づいています。

さて今年の日本列島は6月から記録的な高温が続いたり、7月には西日本を中心に記録的な大雨となり、8月にはこれが東北北部に移りました。これは当然日本だけではなく、米国やカナダは昨年に続いて今夏も危険な暑さが続きました。

欧州でもイギリスやポルトガルなど多くの国で異常な高温が続きました。パキスタンでは国土の3分の1が水没する大洪水に襲われ、中国は歴史的な干ばつ被害を出しています。

地球温暖化は地表面の温度が上昇することですが、こうした現象は地球全体のさまざまな気象パターンを変えるため、気候変動という言葉も多用されています。

こういった気候変動を日本では異常気象、海外では主に「極端な気候現象」と呼ばれ、人間生活や生態系に甚大な被害をもたらす気象が世界的に頻発しています。その原因については国内外の多くの専門家は「偏西風の大きな蛇行」を挙げています。

国連・気候変動に関する政府間パネル(IPCC)や世界気象機関(WMO)などの国際機関、日本の気象庁のほか多くの専門家は、温暖化が世界的に頻発している極端気象に大きく影響していると指摘しています。

具体例は省略しますが日本の高温の要因について気象庁は、日本の南海上の太平洋高気圧の東日本以西への張り出しが強かったため、暖かい空気に覆われやすくなったと説明しています。

このように太平洋高気圧が強かったのは、インドネシア付近で積雲対流活動が活発だったことや、昨年秋から続いていたラニーニャ現象により、北半球全体で偏西風が北に移動し太平洋高気圧が北に張り出し安くなったことを挙げています。

ここで毎年の気象現象と温暖化の関係について慎重な表現を使っていた気象庁が、今夏の気温について「温室効果ガスの増加に伴う温暖化により、大気全体の気温も上昇していることも要因のひとつ」と明示しています。

このように異常気象と温暖化は関係がありそうですが、人間が炭酸ガスの排出を減らせば温暖化が抑えられるというのは人の「驕り」のような気がしています。


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