新型コロナの東京都の感染者数は、この第7波で初めて4万人を超え大きな広がりを見せています。
私は7月最終週がピークではないかと思っていますが、専門家によると8月第1週まで増え続けるという見通しも出ているようです。
現在は特に行動制限なども出ていませんので、どこがピークかまた最大感染者数がどこまで伸びるのかもあまり気にしていないというのが本音かもしれません。
過去の波を見ていくと、拡大が始まってから数週間でピークとなり、その後やはり数週間で減少していくというパターンが繰り返されています。この感染が拡大していくというのは、新たな感染力が強い変異株が出現することにより、感染者が増加していくのは理解できます。
しかしなぜその後減少していくのかがよく分かりません。この点については感染症やウイルスの専門家からも納得のいく説明を聞いたことがありません。
例えば昨年夏の第5波を見ても(感染者数は注目している東京都の数値を用います)、7月初旬の数百人から始まり、8月初旬の5千人を超えるところまで増加しこれをピークとして減少に転じ、9月中旬には100人程度まで落ち着いています。
この間緊急事態宣言は発出されたままであり、都民の感染対策が効果が出てきたとは考えられません。つまり感染者となるヒトの側には感染が収束するような要因は全くないといっていいのではないでしょうか。
ここからは完全に私の妄想ですので、真実とは程遠いものかもしれません。感染が減少する原因がヒトの側にないとすると、ウイルス側に何らかの要因があるのではないでしょうか。
新たな変異株が出てきて感染し増殖が始まると、何百回か何万回かは分かりませんが、ある程度増殖が進むとそれ以上増殖できなくなっていくのではないでしょうか。ウイルスもRNAがコピーされて新しい個体が生まれますが、このコピー回数に限界があるような気がします。
ヒト細胞も細胞分裂を繰り返すと、DNAの末端部分が複製されず少し短くなり、この部分をテロメアと呼んでいます。テロメアが短くなると細胞分裂が起こりにくくなり、これが老化の原因のひとつとされています。
これと同じことがウイルスのRNA複製時に起きているのではないでしょうか。ウイルスRNAは感染した細胞内で複製されますが、その末端が短くなる可能性は物理的にも(あるいは機能的にも)十分ありうる気がします。
これが変異するときに末端部分も変異し、十分増殖性のある変異株が生まれてくると考えられます。
これをウイルスのテロメア説、あるいは老化説と呼んでもよいのですが、ウイルスの本来の性質としてある程度増殖するとそこで止まってしまうために、感染者数は「自然に」減少していくという考えはいかがでしょうか。
私は7月最終週がピークではないかと思っていますが、専門家によると8月第1週まで増え続けるという見通しも出ているようです。
現在は特に行動制限なども出ていませんので、どこがピークかまた最大感染者数がどこまで伸びるのかもあまり気にしていないというのが本音かもしれません。
過去の波を見ていくと、拡大が始まってから数週間でピークとなり、その後やはり数週間で減少していくというパターンが繰り返されています。この感染が拡大していくというのは、新たな感染力が強い変異株が出現することにより、感染者が増加していくのは理解できます。
しかしなぜその後減少していくのかがよく分かりません。この点については感染症やウイルスの専門家からも納得のいく説明を聞いたことがありません。
例えば昨年夏の第5波を見ても(感染者数は注目している東京都の数値を用います)、7月初旬の数百人から始まり、8月初旬の5千人を超えるところまで増加しこれをピークとして減少に転じ、9月中旬には100人程度まで落ち着いています。
この間緊急事態宣言は発出されたままであり、都民の感染対策が効果が出てきたとは考えられません。つまり感染者となるヒトの側には感染が収束するような要因は全くないといっていいのではないでしょうか。
ここからは完全に私の妄想ですので、真実とは程遠いものかもしれません。感染が減少する原因がヒトの側にないとすると、ウイルス側に何らかの要因があるのではないでしょうか。
新たな変異株が出てきて感染し増殖が始まると、何百回か何万回かは分かりませんが、ある程度増殖が進むとそれ以上増殖できなくなっていくのではないでしょうか。ウイルスもRNAがコピーされて新しい個体が生まれますが、このコピー回数に限界があるような気がします。
ヒト細胞も細胞分裂を繰り返すと、DNAの末端部分が複製されず少し短くなり、この部分をテロメアと呼んでいます。テロメアが短くなると細胞分裂が起こりにくくなり、これが老化の原因のひとつとされています。
これと同じことがウイルスのRNA複製時に起きているのではないでしょうか。ウイルスRNAは感染した細胞内で複製されますが、その末端が短くなる可能性は物理的にも(あるいは機能的にも)十分ありうる気がします。
これが変異するときに末端部分も変異し、十分増殖性のある変異株が生まれてくると考えられます。
これをウイルスのテロメア説、あるいは老化説と呼んでもよいのですが、ウイルスの本来の性質としてある程度増殖するとそこで止まってしまうために、感染者数は「自然に」減少していくという考えはいかがでしょうか。
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