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「西遊記気分の北京近郊」潭柘寺

2010年04月15日 | 北京の旅
 北京市内から40キロ、門頭溝区・太行山に建つ潭拓寺へや、やはり苹果園から931路バスで潭柘寺下車、なのだが、こちらも本数が少ないため、またも苹果園からは白タク利用。入場料は30元。
 折角なのでお参りをしようと、門前に並ぶ行商のおばはんたちから中国独特の線香を買おうとしたが、「バカ言ってるんじゃねー」くらいに「30元」と吹っかけて来た。あんなもん、10元だって儲けが出る筈。だったら結構、境内で買えばいい。
 こちらは、北京最古の寺と言われており、700年の歴史を持っている。各時代に、多くの高僧を輩出し皇帝もこの寺に詣でた由緒ある寺院。明代の建築様式の建物は、故宮の見本ともなった。
 太行山の傾斜を利用して建てられた寺院郡は、東、中、西の三路に分散し、城砦で囲まれている。境内には数百年を経た銀杏の古木がそびえるのだが、季節は冬の終わり、残念ながら、緑豊かな葉も紅葉も観る事は出来なかった。
 くねった敷地内の道には竹林なんかもあって、ちょっとした嵯峨野気分も味わえる。
 寺院の門を出て右手には墓所があるが、ここにはラマ教色の濃い墓石が並ぶ。
 潭柘寺 近くには戒台寺や鍾乳洞なんかもあるので、早めにスタートすれば掛持ちも可能。

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