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司馬台長城の古北口(側)入り口ではなく、古北口長城。未だ未修復で観光地化されていない万里の長城のこと。
地下鉄13号線で積水潭駅下車。東に徒歩10分の徳勝門東大街と言う道路の北側の長距離バスターミナルから919路に乗車。バスは、空調の有無で料金が違うが、なにせ地方労働者の帰省バスでもあるので週末の混雑は半端ではなく(中国人って布団持参で出掛けるから荷物が自分の体の2倍くらいなのだ)、料金の高い空調バスでもギュウギュウ。運が悪ければ立ったままということもある。因に帰りは立って来た。
しかし、空調バスの難点は、車内に臭いが籠る事。この日、どこの誰かは知らないが、スカシッ屁。しかも、「何を食べたらそんなに匂う」ってなくらいの屁をかまされ、ガス(室)バス状態で古北口へ。
途中、八達嶺長城を通って、道が司馬台長城方面と古北口長城方面胃別れる。バスを降りたら今度はまた例によって例のごとく白タクだ。バス停には客引きのドライバーがたむろしているので、またも物静かなおっちゃんを指名。
ほかのギャーギャー五月蝿いおばはんなどは、「古北口長城だ」って言っても、司馬台がいいと言い張るんだもの。なぜなら、みんな古北口長城は知らない模様。マイナーだからね。
村に着くと、これまたとんでもない所に、料金所あり。料金所から、畦道みたいな道無き道(?)を進んで、「どうやらここが入り口じゃないの?」という場所を見つけるも、ひとっ子一人居なく案内板もない。所謂なーんにも手を掛けていない状態。それはいい、修復していない長城なのだから。なのになぜ入場料25元を払わなければならないんだ。これ、案内所を通らなければただでOKでしょう。しかし、前にも書いたように、万が一、誰かが知ったら10倍の料金取られるから要注意。払うにこした事は無い。
長城の麓には、夏にはキャンプでもやるのだろうか? プレハブの長屋が一連あり(訪問時は無人)、その横にトイレがあったので用を済ます。が、これはきつい! 水の流れない水洗和式に堆積物が。いっそのこと、外で済ませたほうがどんなに気持ちいいか。だがいい大人がそうも言っていられないので、泣いちゃいそうになりながら済ます。
修復後の八達嶺長城や司馬台と違い、長城までの施設も設備もないので、すぐに長城。とは言え、単ある山道を登り、頂上に立つと、人一人が立っているのが精一杯に道幅だ。途中東屋はほとんどないので、進行方向から人が来たらアウト! 抱き合うように体を入れ替えなければならないだろう。それとも押し相撲の生き残りサバイバルか?
もちろん、手すりなんて物も無いので、想像してください。両足幅の絶壁に立つ姿。丸裸の状態だ。
城壁の遥か向こうには小さな集落がある。これ、「落ちて死んじゃっても誰にも気付かれないな」と思いながら歩いていると1組の家族が見えた。
お父さんだけ妙にはしゃいでいるのはなぜか? 分かりました。こおのお父さん万里の長城が大好きで、暇さえあればあちこち登っているそう。それに付き合わされている奥さんそしてお子さん3人は渋々。しかし、お父さんは絶好調で、あちこち走り回って、「どうだ、凄いだろー」とか「絶景也」とかご満悦。
くどうようだが修復されていないので、東屋へも階段も何もないちょっとしたクライミング状態で登り、着いてもそこも手を加えられていないので、斜めになっていたり、石が欠けていたりで気が抜けないのだ。
にも関わらずなぜかアンテナが1本そびえている。何だと思いますか?
答えは、携帯電話用のアンテナ。どの長城でも、安全おためにだいたい朝8時から夕方5時くらいと入場時間は決まっているのだが、アホな欧米人が「朝日を観たい」などとぬかしおって、泊まっちゃったりするらしく、そんでちょっとした遭難騒ぎがあるのだとか。そのための、携帯電話用なんだと。欧米人って、築地以外でもアホなことやってるんだね。
またしても閑散とした「西遊記」の旅。続いて、河に立つ長城を観ようと試みたが、情報不足で断念。
写真は、長城の険しさが分かるように、人物を写り込ませました。
地下鉄13号線で積水潭駅下車。東に徒歩10分の徳勝門東大街と言う道路の北側の長距離バスターミナルから919路に乗車。バスは、空調の有無で料金が違うが、なにせ地方労働者の帰省バスでもあるので週末の混雑は半端ではなく(中国人って布団持参で出掛けるから荷物が自分の体の2倍くらいなのだ)、料金の高い空調バスでもギュウギュウ。運が悪ければ立ったままということもある。因に帰りは立って来た。
しかし、空調バスの難点は、車内に臭いが籠る事。この日、どこの誰かは知らないが、スカシッ屁。しかも、「何を食べたらそんなに匂う」ってなくらいの屁をかまされ、ガス(室)バス状態で古北口へ。
途中、八達嶺長城を通って、道が司馬台長城方面と古北口長城方面胃別れる。バスを降りたら今度はまた例によって例のごとく白タクだ。バス停には客引きのドライバーがたむろしているので、またも物静かなおっちゃんを指名。
ほかのギャーギャー五月蝿いおばはんなどは、「古北口長城だ」って言っても、司馬台がいいと言い張るんだもの。なぜなら、みんな古北口長城は知らない模様。マイナーだからね。
村に着くと、これまたとんでもない所に、料金所あり。料金所から、畦道みたいな道無き道(?)を進んで、「どうやらここが入り口じゃないの?」という場所を見つけるも、ひとっ子一人居なく案内板もない。所謂なーんにも手を掛けていない状態。それはいい、修復していない長城なのだから。なのになぜ入場料25元を払わなければならないんだ。これ、案内所を通らなければただでOKでしょう。しかし、前にも書いたように、万が一、誰かが知ったら10倍の料金取られるから要注意。払うにこした事は無い。
長城の麓には、夏にはキャンプでもやるのだろうか? プレハブの長屋が一連あり(訪問時は無人)、その横にトイレがあったので用を済ます。が、これはきつい! 水の流れない水洗和式に堆積物が。いっそのこと、外で済ませたほうがどんなに気持ちいいか。だがいい大人がそうも言っていられないので、泣いちゃいそうになりながら済ます。
修復後の八達嶺長城や司馬台と違い、長城までの施設も設備もないので、すぐに長城。とは言え、単ある山道を登り、頂上に立つと、人一人が立っているのが精一杯に道幅だ。途中東屋はほとんどないので、進行方向から人が来たらアウト! 抱き合うように体を入れ替えなければならないだろう。それとも押し相撲の生き残りサバイバルか?
もちろん、手すりなんて物も無いので、想像してください。両足幅の絶壁に立つ姿。丸裸の状態だ。
城壁の遥か向こうには小さな集落がある。これ、「落ちて死んじゃっても誰にも気付かれないな」と思いながら歩いていると1組の家族が見えた。
お父さんだけ妙にはしゃいでいるのはなぜか? 分かりました。こおのお父さん万里の長城が大好きで、暇さえあればあちこち登っているそう。それに付き合わされている奥さんそしてお子さん3人は渋々。しかし、お父さんは絶好調で、あちこち走り回って、「どうだ、凄いだろー」とか「絶景也」とかご満悦。
くどうようだが修復されていないので、東屋へも階段も何もないちょっとしたクライミング状態で登り、着いてもそこも手を加えられていないので、斜めになっていたり、石が欠けていたりで気が抜けないのだ。
にも関わらずなぜかアンテナが1本そびえている。何だと思いますか?
答えは、携帯電話用のアンテナ。どの長城でも、安全おためにだいたい朝8時から夕方5時くらいと入場時間は決まっているのだが、アホな欧米人が「朝日を観たい」などとぬかしおって、泊まっちゃったりするらしく、そんでちょっとした遭難騒ぎがあるのだとか。そのための、携帯電話用なんだと。欧米人って、築地以外でもアホなことやってるんだね。
またしても閑散とした「西遊記」の旅。続いて、河に立つ長城を観ようと試みたが、情報不足で断念。
写真は、長城の険しさが分かるように、人物を写り込ませました。
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