![Tv Tv](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/f2/13640aab5c5a852a9876f7204acc7365.jpg)
「発掘!あるある大事典Ⅱ」の捏造問題の謝罪映像が放映されていた。
悪徳政治家や不正企業を糾弾する役割を担うべき公器のメディアが、
事実と違う内容(要するにウソ)を恣意的に放送したことは言い訳のしようもない。
フジテレビや関西テレビの TV 局(マスメディア)としての存在意義
を問われるべき事件だと思う。
これはこれで許せないけど、
この捏造問題への批判や糾弾は、それこそ その役割を担っているメディアや良心的な他のブログに譲りたい。
僕が「怖いな」と思ったのは、マスメディア(とりわけ TV )のアジテーターとしての能力と、
それに翻弄される僕ら日本人のメンタリティ。
先週、会社の朝礼で、オバチャンたちがこの納豆ダイエット?の話題で盛り上がっていた。
僕は、「あるある…」はみたことがないし、ふだん食料品の買い物にはいかないんで、
店頭の納豆不足現象について知るところがなかった。
オマケに納豆嫌いであるため、納豆ダイエットのことをきいても、ピンとこなかった。
とにかく、納豆ダイエットの話題に巻き込まれた僕。
為す術を知らなかったけど、とりあえず僕は、
ダイエットに効くかどうかはわかんないけど、毎日納豆を食べることはカラダにはいいんじゃないかな。
だからやせなくても食べ続けたら
という、無責任な感想を述べた。
そして今回、捏造が発覚。
けさの朝礼では、納豆の「な」の字もオバチャンたちの口からでてこなかった。
事実をねじ曲げたり、無用なプロパガンダ、無意味な扇動をするメディアは許せないけど、
全国民的にノーガードで(ある意味、無邪気に)報道を鵜呑みにする
僕ら日本人のメンタリティのほうにも多少問題ありじゃないかと思う。
現代は、マスメディアだけじゃなく、インターネットやブログを通して、
ダイレクトにありとあらゆる情報が津波のように押し寄せてくる。
それら情報を取捨するのは、個人の責任に委ねられている。
本当の真実は、自分の中にしかない。