
きょうも発令された。
光化学スモッグは、窒素酸化物(NOx)や炭化水素(HC)が太陽光にふくまれる紫外線によって光化学反応おこし発生する。
以前は地元の工場や自動車から排出された NOx や HC が原因だっただろうが、
ISO 取得などの企業の環境問題への意識向上や具体的な措置、
自動車ではハイブリッドカー開発や低排気ガス使用などによって、
最近は日本国内のみの原因で光化学スモッグが発生する可能性は低くなってるように思う。
なのに、ここのところ、光化学スモッグ注意報が多発されている。
北九州地方に限っていえば、
黄砂が飛来する日、もしくはその翌日に発令されることが多い。
ということは、国内だけでは対処しようもないのが現状じゃないだろうか。
だから、光化学スモッグ注意報が発令されたと臨時ニュースで知らされても、為す術がない。
ただ、家に引き籠もって、窓や雨戸を閉め切って、空気清浄機のスイッチをオンにして、TV でもみながら息を潜める。
これが小市民にできる光化学スモッグをやり過ごす唯一の方法だと思うが、なにか釈然としない。
気象注意報のように、訴えるべき相手のないまま、あきらめるしかないのか。