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自分の言葉

2007-05-31 17:51:08 | スポーツ
Hakuho日本相撲協会は、番付編成会議と理事会を開き、
大関白鵬の横綱昇進を満場一致で決定した。
宮城野部屋で伝達の使者を迎えた白鵬の口上は、
「横綱の地位を汚さぬよう、精神一到を貫き、相撲道に精進いたします」
という立派なものだった。
 
僕は、相撲の国際化には賛成で、
東西の両横綱が外国(モンゴル)人ということに頓着はない。
白鵬関には、大相撲発展のためにガンバってほしい。
 
けど、「精神一到」って…、意味わかってんのかな?
いちいち覚えてないけど、過去にも、
「不撓不屈」「一意専心」「不惜身命」「堅忍不抜」…etc
難解 or 意味不明な四字熟語での決意表明の口上があった。
 
決意を述べるときは、
できるだけ多くの人びとにその覚悟が伝わるように、平明な言葉で述べるべきだと思うけど、
どうでしょうか?
仏書や教典でムリヤリさがしてきた四字熟語なんかより、
たとえシンプルでも、自分の言葉のほうが気持ちがいい。
ましてや白鵬関は外国人。モンゴルの諺とかをフィーチャーしてもオモシロかったと思う。

マスコミが煽るからなのか、最近は四字熟語で口上を言わなきゃならない雰囲気がある。
「横綱なら、世間やマスコミに迎合しないで、直向きに相撲道に邁進してほしい」
てのが、相撲ファンでもない僕の感想だ。