![Etc Etc](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/af/f4a6b11125bfc2b16af6133db833db0a.jpg)
不況のときに政府が手当をするのは当たり前のことで、
取り立てて大騒ぎするようなニュースとは思わない。
いま実行されている景気対策で
僕らに身近なのは、
「定額給付金」と「高速道路料金の値下げ」だろう。
定額給付金、僕は受け取る。
すでに振込の手続きも済ませた。
受け取ったおカネで地域プレミアム振興券を買って、地元のお店で消費しようと思う。
定額給付金について、僕ら国民は政府や与党に必要以上に感謝する必要はない。
これは形を変えた減税で、自分たちのおカネを返してもらってるに過ぎない。
もらうもらわないじゃなくて、どう使うかを考えるべきだ。
もう一つ、高速道路料金の土日祝日の値下げについて。
高速を管理運営しているのは、道路公団じゃなくて、高速道路会社。
つまり民間だ。
民間の料金を政府が勝手に決めた。
不思議な話だ。
民間会社が採算に合わない経営をすれば、当然、赤字になる。
その赤字分はどうするんだろう?
あとで、税金で穴埋めされるんじゃないだろうか?
ということは、僕らはツケで高速にのることになる。
それでも、これを享受できるひとはいい。
高速道路がない地域の人びとは、他人のツケも回されることになりはしないだろうか?
僕は、これらの政策を全否定するつもりはない。
何かしらの矛盾やある程度の不公平に目をつぶっても、やらなきゃいけない政策もあると思う。
ただ、そのプライオリティがなぁ…。