千里の馬 2021-05-19 08:27:15 | 日記・エッセイ・コラム 「千里の馬」という諺がある。 千里を駆けることができる馬がいても、 それが名馬であることを見抜ける人がいなければ 才能は見出されないまま埋もれてしまう というような話なのである。 しかし、長い間、僕は思い違いをしていて、 まったく違う解釈をしていたんだけど、 実はその自分独自の解釈に励まされていたんだ。 僕の解釈はというと、 生まれつきはダメな駄馬であったとしても もしも千里を走ったなら それは「千里の名馬」なのだと。 むろん、未だに僕は千里を走ったことはない。 『千里の馬は常にあれども 伯楽は常にはあらず』