いきなり言い訳がましいけど、いま僕は酔っている。
長唄のお師匠さんと焼酎をガブ飲みした後、
家に帰ってシングルモルトを飲みながら、このブログを書いている。
だから、きょうのエントリーはツジツマが合わないかもしれない。
「名古屋 闇サイト」裁判の結審について、納得できないのは僕だけじゃないだろう。
でも法律家の間では、今回の判決は一歩踏み込んだものであり、
従来の法曹界の常識では妥当以上のものだという。
ド素人の僕は、とうてい承服できない。
今回は、幸いにも?、犯人の精神鑑定はおこなわれなかった。
被告の3人ともマトモな状態で犯罪を遂行した。
なのにだ。
そもそも Web 上で共犯を募った被告が無期懲役になり、死刑を免れた。
この種の事件がおこるたびに、
犯人の精神鑑定、犯人の生い立ちや性癖、犯罪遂行時の精神状態だとかが重要視され、
徹底的な捜査や検証がおこなわれることに、僕はずっと疑念を感じている。
僕はこう思う。
「殺人」なんて行為は、現代社会においては、常軌を逸した非人間的な感性の持ち主しか実行に移せない。
「殺人」を犯すこと自体が精神異常であり、マトモな思考活動が不可能なひとであるとしか思えない。
つまり、殺人犯の精神が異常なのは当たり前で、
むしろ、殺人行為のとき、精神的にマトモ(冷静)だったというほうが、恐ろしさを感じる。
今回の犯人たちは、もっとヒドい。
これっぽっちも反省していない。
そして、被害者の母子は普通の -普通というよりかなり善良な- 市民で、
何の落ち度もなかった。
言わば、僕らの家の隣に住んでる母子だ。
なのに娘さんはあたら若い命を奪われ、しかもさらに陵辱され、
残されたお母さんは、一生背負わなければいけない十字架を架せられた。
先進国の多くの国に死刑制度はない。
わが国は、死刑の次の刑が無期懲役だ。
無期懲役はけっして終身刑じゃない。
バランスが悪すぎる。
司法も行政も、前例主義じゃなく、人間の尊厳に軸足を置いてジャッジしてほしい。
法治国家の根本は、規則原理主義じゃ絶対うまくいかない。
悲しいけれど
僕にはわからない
今、君の目の前で
何かが変わりはじめている
奇妙な時代、奇妙な日々
Strange Days
長唄のお師匠さんと焼酎をガブ飲みした後、
家に帰ってシングルモルトを飲みながら、このブログを書いている。
だから、きょうのエントリーはツジツマが合わないかもしれない。
「名古屋 闇サイト」裁判の結審について、納得できないのは僕だけじゃないだろう。
でも法律家の間では、今回の判決は一歩踏み込んだものであり、
従来の法曹界の常識では妥当以上のものだという。
ド素人の僕は、とうてい承服できない。
今回は、幸いにも?、犯人の精神鑑定はおこなわれなかった。
被告の3人ともマトモな状態で犯罪を遂行した。
なのにだ。
そもそも Web 上で共犯を募った被告が無期懲役になり、死刑を免れた。
この種の事件がおこるたびに、
犯人の精神鑑定、犯人の生い立ちや性癖、犯罪遂行時の精神状態だとかが重要視され、
徹底的な捜査や検証がおこなわれることに、僕はずっと疑念を感じている。
僕はこう思う。
「殺人」なんて行為は、現代社会においては、常軌を逸した非人間的な感性の持ち主しか実行に移せない。
「殺人」を犯すこと自体が精神異常であり、マトモな思考活動が不可能なひとであるとしか思えない。
つまり、殺人犯の精神が異常なのは当たり前で、
むしろ、殺人行為のとき、精神的にマトモ(冷静)だったというほうが、恐ろしさを感じる。
今回の犯人たちは、もっとヒドい。
これっぽっちも反省していない。
そして、被害者の母子は普通の -普通というよりかなり善良な- 市民で、
何の落ち度もなかった。
言わば、僕らの家の隣に住んでる母子だ。
なのに娘さんはあたら若い命を奪われ、しかもさらに陵辱され、
残されたお母さんは、一生背負わなければいけない十字架を架せられた。
先進国の多くの国に死刑制度はない。
わが国は、死刑の次の刑が無期懲役だ。
無期懲役はけっして終身刑じゃない。
バランスが悪すぎる。
司法も行政も、前例主義じゃなく、人間の尊厳に軸足を置いてジャッジしてほしい。
法治国家の根本は、規則原理主義じゃ絶対うまくいかない。
悲しいけれど
僕にはわからない
今、君の目の前で
何かが変わりはじめている
奇妙な時代、奇妙な日々
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