八兵衛のセカンドライフ

46歳で脳幹(橋)出血、現在72歳の車イス男性。ブログはFact is factで(事実だものしょーがねぇべ)

7月29日(マヒに逆らうリハビリ)

2015年07月29日 19時00分41秒 | リハビリ・ADL
マヒに逆らってリハビリしていると昨日書いたけど、この点を少し捕捉する。

私が負ったのは痙性マヒというマヒで、幸いにも左右の全関節は動くけど、
早く動かそうとしたり焦ったりすると、筋肉がこわばり震え抵抗が大きくなってしまうマヒである。
正確に言うと、このマヒを4肢体に負っている。
ただ実際には左右でマヒの強弱があるので、弱いほうを省略して、強いほうだけの片マヒのように書いている。
そんな私が歩くためには、秒速1mで左右の足を持ち上げて交差する運動をしなければならない。
しかし痙性マヒはそんな歩く運動をしようとすると、強くこわばって歩く運動ができなくなってしまう。
そこで歩くためには痙性マヒに逆らって自分の身体を慣らして行くしかないと、私は17年前に考えた。
一種の肉体改造のような自己流リハビリが、マヒに逆らうリハビリという訳だ。
最初は立った姿勢での足踏みができずに、ヒザ立ちの姿勢で両手で身体を支えてのヒザ踏み(?)からスタートした。
片マヒならばマヒを見限って、よいほうの高度化でカバーさせるリハビリも有力だろうけど、
いかんせん4肢マヒではマヒを真正面から乗り越えて行くしか方法がなかった。
以来17年、歩くという結果はまだ出していないけど、この肉体改造のようなリハビリは大成功だったと思っている。

今日のリハビリは、午前も午後も同じようにまあまあだった。
ゴワゴワした回復感は、昨日の3割程度かな。
今朝から今もずーっと、
  ・マヒ側首スジ、肩が、もあっとした太い血流みたいな感じがしている。
  ・マヒ手のひら、足先足裏の表面感覚が鋭敏になっていて、血行も活性化している。
    →マヒ半身全体に広がってきたけど、手先足先の皮膚感が強い。
  ・マヒ側の舌の付け根付近の口内血行が活発になっている。
昨日から今日にかけて、ちょっと目まぐるしくなってきた感あり。

 ps:早朝だけの回復感覚→リハビリ中の回復感覚 →24時間常時と、発展して行くと良いけどなあ。

  旅の夜風
    ♪花も嵐も踏み越えて~、の歌詞が気に入っている。
コメント
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