こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

遅ればせながら・・・ドラマ「電車男」

2005-08-15 16:03:46 | 雑記帳
最近、気にはなってはいたが避けてもいた「電車男」。

しかし、つい気まぐれにWinMXで、ドラマ版「電車男」ダウンロード出来たので、昨夜見た。
<こういうのも、お盆休みならではのもの。普段は時間が無いからねえ。。>

そこで、一気に気持ちが変わってしまった。
生きる哀しみを含みながらも、楽しく、面白くて、いやいや参った。
苦しい顔した自分はどこかにいき、笑って見ていた自分。

伊藤淳史くんのキャラクターが味があって良く、脇役の劇団ひとりも見事なハマリ役、それに「エルメス」を伊東美咲が演じるが、またこれが可愛いこと。

また、テーマ曲が懐かしい。
ELOの「トワイライト」。中学3年生の1980~1981年、秋から冬にかけて何度もカセットで聞いた大好きだった曲。日々暗い受験生だったが、夕刻の頃、この曲を聴くと、勇気が湧いてくるのだった。ELOの中でも一番好きな曲だった。

ドラマの最中で出てくる、秋葉原のシーン。
日ごろ歩いている道だが、違って見える。

我輩はアキバ系では無いが、そうだろうとよく言われる。
メガネをかけてもいるし、実際、秋葉原はよくうろつくし、マニアックでもあるので、仕方無いのだが、正直、アニメやキャラクターものには関心が無い。
”どうして、ああいうものに興味が湧くのか?”、自分の中にそれを引き付ける磁石が無いことを知っている。

しかし、何かに対する執着心は共通していて、趣味は違えど、シンパシーを感じる。

渋谷などに見られるチャラチャラした表層文化を求めるヒトの渦ではなく、秋葉原という街が好きなのは、「この街に来るヒトは、自分が好きなモノを求めて来ている」ということだ。
どんな格好をしていてもいいのだ、自由なのである。
そして自分の欲するものをそれぞれ求めて、安息にひたる街なんだ。
生きることでさえ苦しい時代に、こういう自由があっていいじゃないかと思っている。
その自由さがある秋葉原が何歳になっても大好きだ。

「電車男」もそういう人種への人生賛歌として受け止めた我輩であった。
コメント (3)
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