こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

2014年11月17日 月曜日 「Front Line」

2014-11-18 00:28:58 | 音楽帳

今夜は、愛ネコの彼女・コチャコさんの命日。
丸2年はぜんぜん短くない。

コチャコさん、あれからあれで、日々いろんなことがあって。
時の長さは、実に長いよ。
あの土砂降りの夜から、とても遠くに来てしまったように感じる。

昨夜、NHKラジオ深夜便を聴いていて、赤瀬川原平さんが亡くなったことを知った。
最近は、テレビ新聞離れから、お世話になった人の行方さえ、こんな具合だ。

いかに、奇妙なこの世を面白がるか?
そのモノの見方、角度、観点を赤瀬川さんからは教えてもらった。
そんな赤瀬川さんも猫好きだったね。

兄から昔プレゼントされた写真集「猫の宇宙」。
開くと、ネコたちの写真より、置き物のネコのほうが多かった。

***

コチャコさん、こちらもただ「空気吸うだけ」では生きていることにはならない。それはよくわかっている。
そういえば、昨年だったか?今年か?
忘れたけど、コチャコさんには優しかった80を過ぎた親父と話したときにね。「今は、一年一年が勝負だからさ」と言ったんだよ。
不意に言った言葉が、産まれてこのかた四十余年で聞いた彼の言葉の中で、初めてに近く心に響いた。
「おお、すげえ」ってね。

「”健康じゃなきゃ何したって楽しくないでしょ”ってのも分かるけどさ。
俺思うけどさ。本末転倒っていうか、お前ら健康なカラダで何したいの?って思うわけ。
健康なカラダで、スイーツバイキングをおいしく喰う。。。
それってむなしいと思うんだよね。

俺は、そんなことで満足は得られないわけ。。。
・・・自分が出来ることをとことん、周りがなんと言おうが貫く、
っていうのが、自分にとっての幸福感に繋がるんじゃないかな。」(大竹伸朗)


今日掛けていたインターFMから、なんと。
あのデヴィッド・ボウイの新曲「Sue」を聴いた。
楽曲の出来は良く、少しも「あの頃」と変わらないカッコよさに刺激を受けた。今日の大事件。
やっぱりボウイは、永遠のエイリアンだ。

■David Bowie 「Sue (Or In A Season Of Crime)」2014■
私の今の歳には、漱石先生も三島さんも亡くなっている。
もっと、いろいろな方は居なくなっている。
非凡な才能と一緒にするな、と言われても構わない。どうせ生きるのは誰もが一緒だろ。

お世話になった人たちが旅立っていくのを、自分は見送り、自分の順番を待つばかりか。。。と手に汗かく日々も、ボウイのことを思えば多少は救われる。

それに、驚くばかりだが、多くのミュージシャンが新譜を発売しているではないか。
ピンク・フロイド、モリッシーは前にも言ったが、スティーヴィー・ニックス、アニー・レノックス、ブライアン・フェリーまでもが新譜を。
興奮しているうちに、午前0時を回ってしまった。そんな夜。
コメント
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