呂建華さんの二胡が来ました。
これは、いわゆる縞黒檀ですね。
大変細身の縞です。時間がたつと真黒になります。
多分インドネシア縞黒檀かと思われます。
弦堂さんを通して、呂建華さんの了承を得て、というより相当和紙のCDMに興味がおありのようで、二台の皮をCDMに作り上げます。
縞黒檀は強い鳴りをします、その上8角形ですからそのパワーは相当なものになると思います。
ここにはアップしませんが、実は、構造自体が最近作る私の楽器に近いのです。というより、私がモデルにしている古楽器に近くなっていると思います。
胴の大きさは大きくはないが、大変に響く音になると思います。
最近、わたしの張るCDMは、より蛇皮に近い音から、和紙独特の甘い音色まで幅が出来ています。
その二つの違いをこの2台で作ってみようと考えています。
楽しみで、夕べは良く寝れず、今朝は6時半には仕事場に来てしまいました。
まだ仕事場作りもやらなければいけないし、何より楽器の注文も10台を超えて、年内はいっぱいになっているのですが、、、、
ご注文の方には申し訳ないのですが、、、この楽器のCDM先にやりたいです。
でも!それで見えてくることが沢山あると思います。それによって、みなさんのご注文の楽器も更に、良いものが作れるでしょう、しばらくお待ちくださいませ。
工房光舜堂西野和宏&ほぉ・ネオ
(ほぉさんがとっても喜んでいました)
ほぉさんなら「あったりまえだよ!」というかもしれません。
何だか漏れ聞くところでは、向こうの二胡製作者には名前くらいは知られている??東京に二胡作っている日本人がいる落ちうのは知られているようです。評価はそれほど低くないようです。
同じ制作者だからでしょうね。
でも、やっとかもしれません。残り少ないですから、良いもの残したいと思います。ありがとうございました。
それにしても、いきなり本場の巨匠のお一人と協作とは。
もっとも、現役でバリバリ製作されている方だからこそ、西野さんの楽器に興味を持たれて、柔軟に行動に移されたとも考えられますね。
素晴らしい未来につながりますように!