弓の質の良し悪しは、皆さんの演奏技術を左右します。
楽器の良し悪しというのはありります。
しかしこれは、かなり弾いてきた人でも新しい楽器だと,わかりにくいところもあります。
しかし、弓の良し悪しというのは、初心者でもわかりやすいです。
普段スパーや近くのお豆腐屋さんで買っていた豆腐に何の不足もなかったけれど、
「わら」へ行って食べた豆腐のおいしさに出会ったとき、
こんなに豆腐というのは美味しいのだと思うようなものかもしれません。
いやいやそんなことはない私がいつも買っているお豆腐屋さんこそ、
あなたが知らないだけで、一番なんだと心ひそかに思っている人でも、
こんなにおいしいものもあるのだと、気が付くこともあるかもしれません。
良い弓に出会ったときにはそんな感動があります。
せいぜい、今まで10本近く弓を買った方が、あの時の弓は良かったと思えるくらいかもしれません。
あの時の弓は、あのお店で買ったから、また、と思っても、
同じものがっ手に入らないのが、弓なのです。
ですから今までに2,3本弓を購入した人はざらにいますし、
10本近く持っている人もいます。
そこでせっかくの良い弓の竹のために、弓毛の張替え始めようとしたのが今から5年ほど前です。
しかし意外と、お客様少ないのですね。
あるお客様が、弓毛を張り替えてまで、取っておきたいものはないのです。
との話。では良い弓を作ったらどうだろうと、始めたのが福音弓作りです。
その時悩んだのが、弓毛の種類。
意外と多いのです。
脱色したものから半脱色のもの。そして脱色していないもの。
モンゴル産・カナダ産。ロシア産。そしてイタリア産・
それぞれ馬の種類も違い、当然毛質も違います。
送られてきた馬毛の束から、さらに選別すると、残りは大体70%
長さによっても、金額は変わります。
ヴァイオリンの弓でも。安いものは、弓毛の張替え金額5000円台から、高いものは、10000円くらいですかね。
工房直接だと、2割くらい安いようです)
二胡の場合、ヴァイオリンなどと違うのは、長い毛を使わなければいけません。
ギリギリとっても、90センチ。
そして、量も多いです。
ヴァイオリンなどは6グラムくらいから、多い人は8グラムくらい。
二胡の場合は、9グラムから11グラムくらい、
これはとにかく、馬毛の束から抜いた時の重さです。
それから、ダメなものを選んで捨てていきます。
ですから本当に使う毛の量は、5グラムから6グラムくらい、
これは、張る人の考え方によって、弓の木の強さに合わせて作り上げているようです。
二胡の場合は参考にするのはチェロの弓毛の張替えが良いのではないでしょうかね。
使う量がほとんど同じです。10グラムから11g。仕上がり8グラムから、9グラム。、
そうすると、安いものでも7000円くらい、高いものだと11000円くらいと考えてよいと思います。
また、毛によっては、金額も相当違いました。
わたしは、どうせなら、毛替えができるくらいの弓なら、良い毛を使おうと、手に入る限りの一番良い質のものを選びました。
良い毛は長持ちします。そして吸い付きもとても良いです。
少しの圧力で、それこそ弓の重さぐらいで音が鳴ります。
私のように、長い間ものつくりをしていますと、どうしても材料にこだわります。
確かにお客様にすれば安いもののほうが良いのでしょうが、
私には、出来にくいです。
弓毛の場合良いものなら、5年もつのに、安いものだと2年も持たない。
良い毛は十分皆さんの音を表現しますが、安いものだと思ったように鳴ってくれなかったりもします。
折角良い音色にしたいと日々頑張っているのに、せっかくの良い楽器の力を弾きだせないとしたら、
すべってしまうような毛では、力を入れすぎてしまいかねないのです。
皆さんもよい包丁に出会ったときにわかりますよね、ほかの包丁使わなくなりますね。
刃の悪い刃物を使うと、つい力を入れすぎ,うっかり怪我をしてしまいかねません。
良い刃物は、刃切れが長持ちしますし、また研いでも使いたくなります。
良い材料は確かに高いですが、でも結局は出来上がりに反映されます。
弓の出来上がりというのは、形や見栄えだけではないのです。
みなさんが弾いた時の弾き心地に反映されます。
音色に、響きに現れます。
それは楽器よりもむしろもっと直接的に影響が出るのです。
弓は皆さんの感情や感覚、を直接現します。
。
楽器の良し悪しというのはありります。
しかしこれは、かなり弾いてきた人でも新しい楽器だと,わかりにくいところもあります。
しかし、弓の良し悪しというのは、初心者でもわかりやすいです。
普段スパーや近くのお豆腐屋さんで買っていた豆腐に何の不足もなかったけれど、
「わら」へ行って食べた豆腐のおいしさに出会ったとき、
こんなに豆腐というのは美味しいのだと思うようなものかもしれません。
いやいやそんなことはない私がいつも買っているお豆腐屋さんこそ、
あなたが知らないだけで、一番なんだと心ひそかに思っている人でも、
こんなにおいしいものもあるのだと、気が付くこともあるかもしれません。
良い弓に出会ったときにはそんな感動があります。
せいぜい、今まで10本近く弓を買った方が、あの時の弓は良かったと思えるくらいかもしれません。
あの時の弓は、あのお店で買ったから、また、と思っても、
同じものがっ手に入らないのが、弓なのです。
ですから今までに2,3本弓を購入した人はざらにいますし、
10本近く持っている人もいます。
そこでせっかくの良い弓の竹のために、弓毛の張替え始めようとしたのが今から5年ほど前です。
しかし意外と、お客様少ないのですね。
あるお客様が、弓毛を張り替えてまで、取っておきたいものはないのです。
との話。では良い弓を作ったらどうだろうと、始めたのが福音弓作りです。
その時悩んだのが、弓毛の種類。
意外と多いのです。
脱色したものから半脱色のもの。そして脱色していないもの。
モンゴル産・カナダ産。ロシア産。そしてイタリア産・
それぞれ馬の種類も違い、当然毛質も違います。
送られてきた馬毛の束から、さらに選別すると、残りは大体70%
長さによっても、金額は変わります。
ヴァイオリンの弓でも。安いものは、弓毛の張替え金額5000円台から、高いものは、10000円くらいですかね。
工房直接だと、2割くらい安いようです)
二胡の場合、ヴァイオリンなどと違うのは、長い毛を使わなければいけません。
ギリギリとっても、90センチ。
そして、量も多いです。
ヴァイオリンなどは6グラムくらいから、多い人は8グラムくらい。
二胡の場合は、9グラムから11グラムくらい、
これはとにかく、馬毛の束から抜いた時の重さです。
それから、ダメなものを選んで捨てていきます。
ですから本当に使う毛の量は、5グラムから6グラムくらい、
これは、張る人の考え方によって、弓の木の強さに合わせて作り上げているようです。
二胡の場合は参考にするのはチェロの弓毛の張替えが良いのではないでしょうかね。
使う量がほとんど同じです。10グラムから11g。仕上がり8グラムから、9グラム。、
そうすると、安いものでも7000円くらい、高いものだと11000円くらいと考えてよいと思います。
また、毛によっては、金額も相当違いました。
わたしは、どうせなら、毛替えができるくらいの弓なら、良い毛を使おうと、手に入る限りの一番良い質のものを選びました。
良い毛は長持ちします。そして吸い付きもとても良いです。
少しの圧力で、それこそ弓の重さぐらいで音が鳴ります。
私のように、長い間ものつくりをしていますと、どうしても材料にこだわります。
確かにお客様にすれば安いもののほうが良いのでしょうが、
私には、出来にくいです。
弓毛の場合良いものなら、5年もつのに、安いものだと2年も持たない。
良い毛は十分皆さんの音を表現しますが、安いものだと思ったように鳴ってくれなかったりもします。
折角良い音色にしたいと日々頑張っているのに、せっかくの良い楽器の力を弾きだせないとしたら、
すべってしまうような毛では、力を入れすぎてしまいかねないのです。
皆さんもよい包丁に出会ったときにわかりますよね、ほかの包丁使わなくなりますね。
刃の悪い刃物を使うと、つい力を入れすぎ,うっかり怪我をしてしまいかねません。
良い刃物は、刃切れが長持ちしますし、また研いでも使いたくなります。
良い材料は確かに高いですが、でも結局は出来上がりに反映されます。
弓の出来上がりというのは、形や見栄えだけではないのです。
みなさんが弾いた時の弾き心地に反映されます。
音色に、響きに現れます。
それは楽器よりもむしろもっと直接的に影響が出るのです。
弓は皆さんの感情や感覚、を直接現します。
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