先週末から今週にかけて、何人かの方から、電話や、メールなどで、生存確認のご連絡をいただきまして、
大変恐縮しております。
またほぉさんとも、こんな爺の健康などご心配していただけるというのは大変幸せな事だねと、
感激もしております。
そういえば、この3週間ほど、ブログをアップしておりませんでした。
この3週間、ほんとに様々なことがありまして、
まずは、月初めに、今デザインしている、参宮橋のマンションがやっと、確認申請もおりまして、着工にこぎつけました。
そんなところに来年新宿に、クラブを作らないか、などという話や、レストランのデザインの話など飛び込んできまして、
何しろ、クラブというのは爆音が命のところがあります。
それに伴って当然消音の問題も発生します。
音は出すより、消す方が難しいのです。
ですから皆さんの中には、二胡の消音で苦労なさっている方も多くいらっしゃるのでしょうね。
クラブの設計はまず、数カ月かかって消音を実現するところから始まります。
福音弓は相変わらず、ご注文の嵐です。
弓に関しては、月初めに、チェンミンさんのアイデアで制作した、『愛弓(あゆみ)』ちゃんを何とか完成型にできた事でしょうか。
また、弦堂さんがご来店下さり、(このところ複数回続けて)
この上なく、『麗風』『音風』の良い評価をいただいたことです。
何しろ、10年近く北京にお住まいでたくさんの二胡製作者と直接会って、二胡そして胡琴の実質的な知識を持っている方です。
その方が、お世辞にせよ、福音弓を評価してくださり、なおかつ販売したいとのご意思が伺えた事は、
今まで、本場に押されっぱなしの、というか、本場好みの方からまるきり無視されていたしがない二胡屋としては
この上ない評価だと、二胡人生最後の幸せをかみしめています。
もう来週は、浜松と富士の、出張調整会だと、そんなあわただしくなってきたころ、
こんなもの作り初めまして、
40年来のお客様から、1400直径のテーブル、
ここまでやっておいて、浜松へGOO。
アオイ楽器さんでは、担当のKさんはじめ社長様まで大変な歓迎をしていただけまして、
20数名の二胡愛好家の前で、なんとほぉさんが初めて、講演、というほどのことは無いのですが、
上がりもせず、お客様の前で、
まさか、二胡の演奏ではなく、弓毛の整え方、(よくやったね、ほぉさん)
その後の、調整会の事あるいは、富士市での調整会のことなどはほぉさんが書くでしょうから、
それをお読みください。
帰ってきて、さっそく
丸く切り出し、仕上げにかかり始めます。
そんなおりに、なんと、曹宝安さんの京胡の演奏が青山の音楽園であるとお知らせいただきまして行ってきました。
これは凄かったですね。
胡琴はこう弾くのだというのが、実感され、また弓はこのようなものがあるあるいは、このような弓があうようだというのを、
大変ご親切にも教えていただきまして、擦弦楽器の奥深さに思い至ったのです。
こんなチャンスをいただいけた、チェンミンさんに感謝です。
このことはまた改めて、弦堂さんに教えられた事あるいは話し合ったことなどが実現した時に、書くつもりです。
また、とてもうれしかったのは、古い家を解体した時の紫檀で二胡を作れるかと、
お話しいただいたり、欅もあるよ、それもどうだろうとのお話。
今までも、何回かはお話があり、ちょうど浜松に出かける前にも、古い仏壇整理したい、あるいは壊したんだけれど、
二胡は作れるかなどという話もいただいておりまして、とても、うれしかったのです。
何しろ紫檀は二胡に作れるまで成長するのに、300年くらいはかかります。
この数百年の乱伐で、もう紫檀の良いものは本当に少なくなってきています。
そういう意味でも、木を大切に使う事は、
やたらにいい加減な二胡を買い替えるより、花梨でも、紅木でも、古い楽器を皮張替えて使うべきだという、
私の想いにとても近いです。
もちろん楽器は出会いですから、皆さんが本当に気に入った楽器に出会えたなら、新たに購入されるのはやぶさかではありません。
この10年二胡は作れども、二胡作って売ってるよという、それほど強い意志は見せて来なかったのは、
私の気持ちのどこかにも、本場ではないしなーーーというところがあったのかもしれませんが、
この2ケ月近く、ほとんど毎週のように中国からのお客様のご来店で、
お世辞にでも、西野二胡が大変褒められたり購入されたり、
あるいは有川小夜子さんが、先週末、四谷の紀尾井ホールで、琴との共演があったりと、
私の二胡作りはこれでよいのだと確信が持て、さらに弦堂さんとの話、あるいは曹宝安さんの京胡の演奏など聞けたことで、
ちょっと方向転換し、楽器つくりをしようかななどと考えて、さっそく今日は、
桑と欅を作り始めたところです。
そんなこんなで、作ることに集中したいという思いを金沢の二胡ミュージックラボの孟菲さんに伝えたところ、
通販を引き受けていただけるとのこと、このことも改めて、ほぉさんが書くでしょう。
二胡作りは一段落かと、浜松でかける前に、ヴァイオリンの制作依頼を受けたり、
今作っているヴァイオリンを更に進めたら、やっぱりヴィオラが私の好みにもあるいは今使っている材料にも合っているのかと、
早速にその下準備にもかかっている。
もちろん今週中に、何本かまた『麗風』『音風』作らなければいけないのですが、
この3週間、こんな日々を送っておりました。
ご心配いただいた方々、大変恐縮です、またありがとうございます。
止める時にはちゃんとお知らせいたします、
が、最近制作意欲が大変沸いてきていまして、
ついブログを書くことから遠くなっています。
また二胡の皆様にお伝えするべきことが出来上がってきたら、書かせていただきます。
大変恐縮しております。
またほぉさんとも、こんな爺の健康などご心配していただけるというのは大変幸せな事だねと、
感激もしております。
そういえば、この3週間ほど、ブログをアップしておりませんでした。
この3週間、ほんとに様々なことがありまして、
まずは、月初めに、今デザインしている、参宮橋のマンションがやっと、確認申請もおりまして、着工にこぎつけました。
そんなところに来年新宿に、クラブを作らないか、などという話や、レストランのデザインの話など飛び込んできまして、
何しろ、クラブというのは爆音が命のところがあります。
それに伴って当然消音の問題も発生します。
音は出すより、消す方が難しいのです。
ですから皆さんの中には、二胡の消音で苦労なさっている方も多くいらっしゃるのでしょうね。
クラブの設計はまず、数カ月かかって消音を実現するところから始まります。
福音弓は相変わらず、ご注文の嵐です。
弓に関しては、月初めに、チェンミンさんのアイデアで制作した、『愛弓(あゆみ)』ちゃんを何とか完成型にできた事でしょうか。
また、弦堂さんがご来店下さり、(このところ複数回続けて)
この上なく、『麗風』『音風』の良い評価をいただいたことです。
何しろ、10年近く北京にお住まいでたくさんの二胡製作者と直接会って、二胡そして胡琴の実質的な知識を持っている方です。
その方が、お世辞にせよ、福音弓を評価してくださり、なおかつ販売したいとのご意思が伺えた事は、
今まで、本場に押されっぱなしの、というか、本場好みの方からまるきり無視されていたしがない二胡屋としては
この上ない評価だと、二胡人生最後の幸せをかみしめています。
もう来週は、浜松と富士の、出張調整会だと、そんなあわただしくなってきたころ、
こんなもの作り初めまして、
40年来のお客様から、1400直径のテーブル、
ここまでやっておいて、浜松へGOO。
アオイ楽器さんでは、担当のKさんはじめ社長様まで大変な歓迎をしていただけまして、
20数名の二胡愛好家の前で、なんとほぉさんが初めて、講演、というほどのことは無いのですが、
上がりもせず、お客様の前で、
まさか、二胡の演奏ではなく、弓毛の整え方、(よくやったね、ほぉさん)
その後の、調整会の事あるいは、富士市での調整会のことなどはほぉさんが書くでしょうから、
それをお読みください。
帰ってきて、さっそく
丸く切り出し、仕上げにかかり始めます。
そんなおりに、なんと、曹宝安さんの京胡の演奏が青山の音楽園であるとお知らせいただきまして行ってきました。
これは凄かったですね。
胡琴はこう弾くのだというのが、実感され、また弓はこのようなものがあるあるいは、このような弓があうようだというのを、
大変ご親切にも教えていただきまして、擦弦楽器の奥深さに思い至ったのです。
こんなチャンスをいただいけた、チェンミンさんに感謝です。
このことはまた改めて、弦堂さんに教えられた事あるいは話し合ったことなどが実現した時に、書くつもりです。
また、とてもうれしかったのは、古い家を解体した時の紫檀で二胡を作れるかと、
お話しいただいたり、欅もあるよ、それもどうだろうとのお話。
今までも、何回かはお話があり、ちょうど浜松に出かける前にも、古い仏壇整理したい、あるいは壊したんだけれど、
二胡は作れるかなどという話もいただいておりまして、とても、うれしかったのです。
何しろ紫檀は二胡に作れるまで成長するのに、300年くらいはかかります。
この数百年の乱伐で、もう紫檀の良いものは本当に少なくなってきています。
そういう意味でも、木を大切に使う事は、
やたらにいい加減な二胡を買い替えるより、花梨でも、紅木でも、古い楽器を皮張替えて使うべきだという、
私の想いにとても近いです。
もちろん楽器は出会いですから、皆さんが本当に気に入った楽器に出会えたなら、新たに購入されるのはやぶさかではありません。
この10年二胡は作れども、二胡作って売ってるよという、それほど強い意志は見せて来なかったのは、
私の気持ちのどこかにも、本場ではないしなーーーというところがあったのかもしれませんが、
この2ケ月近く、ほとんど毎週のように中国からのお客様のご来店で、
お世辞にでも、西野二胡が大変褒められたり購入されたり、
あるいは有川小夜子さんが、先週末、四谷の紀尾井ホールで、琴との共演があったりと、
私の二胡作りはこれでよいのだと確信が持て、さらに弦堂さんとの話、あるいは曹宝安さんの京胡の演奏など聞けたことで、
ちょっと方向転換し、楽器つくりをしようかななどと考えて、さっそく今日は、
桑と欅を作り始めたところです。
そんなこんなで、作ることに集中したいという思いを金沢の二胡ミュージックラボの孟菲さんに伝えたところ、
通販を引き受けていただけるとのこと、このことも改めて、ほぉさんが書くでしょう。
二胡作りは一段落かと、浜松でかける前に、ヴァイオリンの制作依頼を受けたり、
今作っているヴァイオリンを更に進めたら、やっぱりヴィオラが私の好みにもあるいは今使っている材料にも合っているのかと、
早速にその下準備にもかかっている。
もちろん今週中に、何本かまた『麗風』『音風』作らなければいけないのですが、
この3週間、こんな日々を送っておりました。
ご心配いただいた方々、大変恐縮です、またありがとうございます。
止める時にはちゃんとお知らせいたします、
が、最近制作意欲が大変沸いてきていまして、
ついブログを書くことから遠くなっています。
また二胡の皆様にお伝えするべきことが出来上がってきたら、書かせていただきます。