福音弓を作り始めたころには、(6年前)3,4年で弓毛の方が来るのかと、想像していました。
ところが、3年たち4年たっても、張替え依頼が来ませんでした。
光舜堂にご来店の方で、福音弓もっていらしゃる方にお聞きしても、
「いえ別になんでもなく使えて、長持ちしますね」
という感じ、
中には、少し滑るようになって来て、ということで洗ってみたら、元通り。
それから2年、今年に入って随分張替え依頼が増えてきています。
ちょっとうれしかったのは、というより凄く!
先日ある楽器屋さんから福音弓の張替えの依頼が来ました。
そこのご家族の使っていた弓です。
その後顔z区のおっしゃるには弓毛が少し滑るようになってきた、
とりあえず他にもその楽器屋さんで販売している弓があるので、そちらを各社使ってみたが、
福音弓にはかなわない!
嬉しいですね、楽器屋さんにそう言っていただけると。
以前から書いていますように、、ヴァイオリンなどの馬毛は大体3000時間ぐらい、使い方によってそして好みによって、もう少し、長く使えます。
もちろん1000時間ぐらいで張り替える方もいますし、
二胡の演奏家の中には2ヶ月で弓は変えるという方もいます。
比較的ヴァイオリンの方は、松脂を多くつける人が少ないです。
二胡の人は違いますね、毎回弓にたっぷりと松脂付けます。
中には、弓を弾くと粉が舞う程のひともいます。
新しい毛だと、松脂はそんなにたくさん塗らなくても、弾きやすいです。
そのうちだんだん、松脂を塗る回数が増えてきますが、
徐々に馬毛はすり減っていきますから、何しろ相手は鉄の弦ですしね。
意外と毛が傷んでいくことに気が付かずに3年4年と使っている方も多いです。
新しい弓に変えて、初めて、前の弓が傷んでいたということに気が付くようです。
弓毛の痛みの確認方法。
まず、弓を弾いて所々滑る感じ、あるいは音が出にくくなる。
これは弓毛を手で追って手の油や、ハンドクリームなどがついてしまっている。
これは洗浄すれば治ります。
次に、松脂を毎日つけないと、以前の音の出がないと感じるとき。
これはそろそろ張替え時期かもしれません。
また、ご自身で馬毛を洗い、洗ったばかりは良いのだけれど、2,3時間弾いているうちに、以前の滑る感じがする、
このような時も、そろそろ張替え時でしょう。
以上は福音弓の場合です。
現状販売されている他社の弓の場合、
弾いているうちに毛が毎日のように切れてくる、
などという時には、これは買い替えでしょう、
最初からそうです。などという場合もあります。
これは弓毛が、かなり脱色されている場合、最初から切れてしまうということもあります。
最初はきれいな、直線に弓毛が張れたけれど、使っているうちに、なんだか全体がぼわっと膨らんできて、
真ん中あたりが、ぼそぼそしてきた、というようなときも、交換時期でしょう。
弓毛は、新しいときには強いですしぴんと張れます。
時間がたってくると、どうしても、けずれてきてよく使う場所はぼそぼそになってきます。
これもどこまで許せるかは、皆さんの音に対する感性、そして弾き具合に対する感性の問題だと思います。
弓毛はあくまで張替えて、あるいは買い替えて使う消耗品です。
問題は、弓全体を交換してしまう、今のお弓の在り方と、そして弾き方の問題でしょう。
良い弓はあなたの演奏力も上げますが、楽器の良い響きも実現します。
なんだかこれからますます二胡弓屋になっていくような気がします。
ところが、3年たち4年たっても、張替え依頼が来ませんでした。
光舜堂にご来店の方で、福音弓もっていらしゃる方にお聞きしても、
「いえ別になんでもなく使えて、長持ちしますね」
という感じ、
中には、少し滑るようになって来て、ということで洗ってみたら、元通り。
それから2年、今年に入って随分張替え依頼が増えてきています。
ちょっとうれしかったのは、というより凄く!
先日ある楽器屋さんから福音弓の張替えの依頼が来ました。
そこのご家族の使っていた弓です。
その後顔z区のおっしゃるには弓毛が少し滑るようになってきた、
とりあえず他にもその楽器屋さんで販売している弓があるので、そちらを各社使ってみたが、
福音弓にはかなわない!
嬉しいですね、楽器屋さんにそう言っていただけると。
以前から書いていますように、、ヴァイオリンなどの馬毛は大体3000時間ぐらい、使い方によってそして好みによって、もう少し、長く使えます。
もちろん1000時間ぐらいで張り替える方もいますし、
二胡の演奏家の中には2ヶ月で弓は変えるという方もいます。
比較的ヴァイオリンの方は、松脂を多くつける人が少ないです。
二胡の人は違いますね、毎回弓にたっぷりと松脂付けます。
中には、弓を弾くと粉が舞う程のひともいます。
新しい毛だと、松脂はそんなにたくさん塗らなくても、弾きやすいです。
そのうちだんだん、松脂を塗る回数が増えてきますが、
徐々に馬毛はすり減っていきますから、何しろ相手は鉄の弦ですしね。
意外と毛が傷んでいくことに気が付かずに3年4年と使っている方も多いです。
新しい弓に変えて、初めて、前の弓が傷んでいたということに気が付くようです。
弓毛の痛みの確認方法。
まず、弓を弾いて所々滑る感じ、あるいは音が出にくくなる。
これは弓毛を手で追って手の油や、ハンドクリームなどがついてしまっている。
これは洗浄すれば治ります。
次に、松脂を毎日つけないと、以前の音の出がないと感じるとき。
これはそろそろ張替え時期かもしれません。
また、ご自身で馬毛を洗い、洗ったばかりは良いのだけれど、2,3時間弾いているうちに、以前の滑る感じがする、
このような時も、そろそろ張替え時でしょう。
以上は福音弓の場合です。
現状販売されている他社の弓の場合、
弾いているうちに毛が毎日のように切れてくる、
などという時には、これは買い替えでしょう、
最初からそうです。などという場合もあります。
これは弓毛が、かなり脱色されている場合、最初から切れてしまうということもあります。
最初はきれいな、直線に弓毛が張れたけれど、使っているうちに、なんだか全体がぼわっと膨らんできて、
真ん中あたりが、ぼそぼそしてきた、というようなときも、交換時期でしょう。
弓毛は、新しいときには強いですしぴんと張れます。
時間がたってくると、どうしても、けずれてきてよく使う場所はぼそぼそになってきます。
これもどこまで許せるかは、皆さんの音に対する感性、そして弾き具合に対する感性の問題だと思います。
弓毛はあくまで張替えて、あるいは買い替えて使う消耗品です。
問題は、弓全体を交換してしまう、今のお弓の在り方と、そして弾き方の問題でしょう。
良い弓はあなたの演奏力も上げますが、楽器の良い響きも実現します。
なんだかこれからますます二胡弓屋になっていくような気がします。