光舜堂にいらした方の多くは弾いていただいたことがあると思います。
ほぉさん所有の「月光」と同じものです。
2台出来上がり、今週の営業日から、光舜堂に置きます。
寝てるのと言われるほど次々に作り出しますが、あまり寝ていません。(新幹線の中で爆睡したのが気持ち良かったです)
作りたいものが沢山有って楽しくてしょうが無いのです、このインド紫檀はもう去年の9月ぐらいから手をつけ始めて来ていますから。半年ですね。
インド紫檀というのは、日本での材料の名前です。
中国ではこれは、小葉紫檀という名前で販売されています。
或いは、インドの紫檀。
また或いはインド鶏血紫檀という名前にしている会社も有ります。
アフリカ小葉紫檀という名前にしている会社がありますが、あり得ない名前ですし大葉紫檀と呼ぶ方が中国でも普通でしょう。まだアフリカという名前をつけているだけでも、誠実なのかもしれません、
ボアデロッソと呼ばれる、木をこのように、アフリカという名前をつけても小葉紫檀と信じ込ませたいがための名前付けのような気がしますが、、、そのあたりは名前付けるのは各社がかってですから仕方が無いのかもしれませんが、
光舜堂ではこれはふたつに分けています。日本での販売名の通りです。
コウキ(紅木)そして、インド紫檀です。(或いは植林物のコウキ)
英語名レッドサンダーと言います。
コウキ(紅木)は、言うまでもなく、三味線の最高級の材料です。
今や中国ではこの木で作られた二胡は、300万円を超えるという話を聴きますし、有る日本の楽器屋さんでも本物のこのコウキ(小葉紫檀)として販売されている物は、100万円という値段が付けられ、なおかつ販売しないという事だそうです。それほどにも貴重な材になってきています。
コウキはスリランカとインドの南東地方に自生している、今は伐採禁止となっている材料です。
この20年は伐採されていないはずです。(密輸はかなりあるようです)
インド紫檀というのは、インドの東南地方以外に、このコウキを植林したものを言います。
地方によっては、色合いも様々あり木目も自生しているコウキよりは明るい材料が多いです。
木は同じ材にしてもその土地土地の成分によって質が変わります。
これは、伐採禁止にはなっていませんが、ワシントン条約により、輸出入の許可証が要ります。
いま、中国でもこの小葉紫檀は、殆ど無くなってきています。
おかげで日本に、中国の楽器屋さんが材料を買い付けに来たりしています。
それでも天然のコウキというのは日本にも、殆ど無くなっているのが現状です。
ただし、植林物のインド紫檀は、相当手を尽くせば、正式に輸入もできますが、シャム柿並みの金額になってしまいます。
このインド紫檀は、楽器に作るととても甘い音がします。
「月光」を弾かれた方は御存じだと思います。
それほどボリュームの出る材料ではありませんが、この音色は人の心をとらえて離しません。
これこそ二胡の音と言う方も多いのです。
音色を強調したい時には、光舜堂としてはこのインド紫檀とシャム柿をお勧めいたします。
今度光舜堂に置くインド紫檀は、「月光」と同じ材料でできています。
「月光」と同じく棹と胴はインド紫檀です。
台と木軸だけは、その大きさが取れませんでしたので、ブラジリアンローズウッドを使用しています。
同じ紫檀系ですから音的には問題無いはずです。(台の種類はそれほど音色が変わるという風な変化は音には出ません)
殆どみなさんには見たところ解りにくいのではないかと思いますが、一応ご説明です。
半年ほど弾きこんだ、「月光」を弾いてただくと、育った時の音色が皆様に良く解ると思います。
今度光舜堂に持って行くものは、まだまだ新しく音が硬いですから、でもその分育てる楽しみは有ると思います。
買うとか買わないとかではなく、本当のインド紫檀の音色を試しにいらして下さい。
その音を記憶していると、他の楽器屋さんで販売されている小葉紫檀が本物かどうか解ります。
そのくらいに、その音色は頭の中にそして体の中に残ります。
但し、ハマりますよ。
ほぉさん所有の「月光」と同じものです。
2台出来上がり、今週の営業日から、光舜堂に置きます。
寝てるのと言われるほど次々に作り出しますが、あまり寝ていません。(新幹線の中で爆睡したのが気持ち良かったです)
作りたいものが沢山有って楽しくてしょうが無いのです、このインド紫檀はもう去年の9月ぐらいから手をつけ始めて来ていますから。半年ですね。
インド紫檀というのは、日本での材料の名前です。
中国ではこれは、小葉紫檀という名前で販売されています。
或いは、インドの紫檀。
また或いはインド鶏血紫檀という名前にしている会社も有ります。
アフリカ小葉紫檀という名前にしている会社がありますが、あり得ない名前ですし大葉紫檀と呼ぶ方が中国でも普通でしょう。まだアフリカという名前をつけているだけでも、誠実なのかもしれません、
ボアデロッソと呼ばれる、木をこのように、アフリカという名前をつけても小葉紫檀と信じ込ませたいがための名前付けのような気がしますが、、、そのあたりは名前付けるのは各社がかってですから仕方が無いのかもしれませんが、
光舜堂ではこれはふたつに分けています。日本での販売名の通りです。
コウキ(紅木)そして、インド紫檀です。(或いは植林物のコウキ)
英語名レッドサンダーと言います。
コウキ(紅木)は、言うまでもなく、三味線の最高級の材料です。
今や中国ではこの木で作られた二胡は、300万円を超えるという話を聴きますし、有る日本の楽器屋さんでも本物のこのコウキ(小葉紫檀)として販売されている物は、100万円という値段が付けられ、なおかつ販売しないという事だそうです。それほどにも貴重な材になってきています。
コウキはスリランカとインドの南東地方に自生している、今は伐採禁止となっている材料です。
この20年は伐採されていないはずです。(密輸はかなりあるようです)
インド紫檀というのは、インドの東南地方以外に、このコウキを植林したものを言います。
地方によっては、色合いも様々あり木目も自生しているコウキよりは明るい材料が多いです。
木は同じ材にしてもその土地土地の成分によって質が変わります。
これは、伐採禁止にはなっていませんが、ワシントン条約により、輸出入の許可証が要ります。
いま、中国でもこの小葉紫檀は、殆ど無くなってきています。
おかげで日本に、中国の楽器屋さんが材料を買い付けに来たりしています。
それでも天然のコウキというのは日本にも、殆ど無くなっているのが現状です。
ただし、植林物のインド紫檀は、相当手を尽くせば、正式に輸入もできますが、シャム柿並みの金額になってしまいます。
このインド紫檀は、楽器に作るととても甘い音がします。
「月光」を弾かれた方は御存じだと思います。
それほどボリュームの出る材料ではありませんが、この音色は人の心をとらえて離しません。
これこそ二胡の音と言う方も多いのです。
音色を強調したい時には、光舜堂としてはこのインド紫檀とシャム柿をお勧めいたします。
今度光舜堂に置くインド紫檀は、「月光」と同じ材料でできています。
「月光」と同じく棹と胴はインド紫檀です。
台と木軸だけは、その大きさが取れませんでしたので、ブラジリアンローズウッドを使用しています。
同じ紫檀系ですから音的には問題無いはずです。(台の種類はそれほど音色が変わるという風な変化は音には出ません)
殆どみなさんには見たところ解りにくいのではないかと思いますが、一応ご説明です。
半年ほど弾きこんだ、「月光」を弾いてただくと、育った時の音色が皆様に良く解ると思います。
今度光舜堂に持って行くものは、まだまだ新しく音が硬いですから、でもその分育てる楽しみは有ると思います。
買うとか買わないとかではなく、本当のインド紫檀の音色を試しにいらして下さい。
その音を記憶していると、他の楽器屋さんで販売されている小葉紫檀が本物かどうか解ります。
そのくらいに、その音色は頭の中にそして体の中に残ります。
但し、ハマりますよ。