二胡の世界だけでしょう。楽器そのものを先生が販売するというのは、いやむしろ先生に頼まなければ楽器が入ってこないというのは。
以前はワシントン条約の問題などで、中国から仕入れると言うのは大変なものだったのですが、、今は、
他の所で購入した楽器を使わせない先生がいると言う話は本当でしょうか、他のとこの楽器はみんなダメと言って自分の所で販売している楽器を購入させるというのも
その他の楽器では、どこで買ってこようと、先生がそれほど文句を言うということも有りません。カワイのギターを買って来て、ヤマハで習おうと、黒沢のバイオリンを購入して、そのほかの教室で習ってもそれほどの問題は有りません。
もちろん楽器屋さんの経営している教室ですとその楽器屋さんで購入した方が何かと後後の問題、つまりメンテナンスなどでも大変、楽な思いが出来るということも有ります。
個人の先生ですとご自分のお付き合いのある楽器会社や或いは、工房なども有り、紹介をしてくれるということも多いと思います。
これ以上この事に関してはかきません。
現状がどうなっているかは二胡を弾いている以上皆さんの常識ですね。
稀に日本人の、先生ですと、中国に先生が行かれた時に、良い物を選んで来てくれるということも有ります。
ただし、問題は、二胡という楽器に付いてどれほどの知識を各先生が持っているかというのは、先生それぞれで違いがあります。
これは何も二胡だけに限ったことではありません。
バイオリンなどでも、表と裏の板に施されている、板の外周に沿った黒い線が、筆で描かれていると思っている方も大変多いのです。
これはバフリングと言って、2,4ミリの板厚切り無いバイオリンの板に、1,2ミリの角材を埋め込んで、補強と共に音の鳴りを強める役割のあるものです。
特に低音のバリっとした音というのはこのバフリングが有る無しで相当違います。
二胡にもありますね、皮のエンドに、白いプラスティックの薄い板が埋め込まれています、埋め込みは大概2ミリ以内です。
深すぎると、その部分だけ胴の木の板が薄くなりよく鳴るけれども、ウルフ音が出やすくなります。
それも置いて置いて、演奏家が楽器の事をそれほど解るわけではありません。
弾いてみて良いか悪いか、これはどんな程度の楽器かが分かるのです。
楽器は、作ってみないと解りません。
ですからいろいろ面白いことが光舜堂でも持ち上がります。
先生から購入したという、アフリカ紫檀(大葉紫檀)です。と持ってこられた楽器が実は、本物のインド小葉紫檀であったとか。得しましたね。
老紅木ですと言われて渡された、楽器が実は黒檀それもカリマンタンエボニーであったとか。
花梨の楽器と言って購入したものが、棹だけ相当良い紫檀であったとか。
弾きやすい楽器ですねと渡された楽器の皮が、もう10年ぐらいも弾かれた位に柔らかい物だったとか、
でもこれもよいのです。
美術品は、誰々の作という事で、値段が相当変わりますし、またその事で、偽物世界も出来上がっています。
楽器もそうですね、バイオリンなどは、どこまで本物かは解りません。
タダ楽器は美術品と違って鳴らしてみると大きく差が出ます。
名人のと言われたものが弾きにくい場合も有りますし、大した金額ではなくとも相当良くなる楽器も沢山有ります。
その名人の物にしても本物かどうかはさて置いて、最初は弾きにくくとも、音がよくなくとも弾き込むうちにとてもよく鳴って来ると言う楽器も沢山有ります。
そういう意味ではがっきは、悪い楽器というのは無く、弾き手の技術と育て方であるということも有ります。
しかし、楽器はそれほど安い物ではありません。
ましてや、今やインドの小葉紫檀(コウキ紫檀)などは、もうすでに中国にも殆ど無く、日本にまで中国の楽器屋さんが買いに来るような時代です。
中国で作ったものでも既に100万円を超えるようなものも多く有ります。
つい最近までは、一元は13円でした、13倍ですね、それが今は、6円を切るくらいになってきています。
つまり中国から入って来る物は倍位値上がりしているという事ですから、これからの二胡の値段は益々上がることになり、日本で作っている私の楽器の金額はもううすぐ、中国製の同レベルの楽器より、安くなってしまいかねません。
それから、怖いのはアフリカ紫檀です。
この木は最近ここ10年ぐらいで、楽器に作られる為に輸入されたものが多いのです。
特にこの最近3,4年ぐらいで購入された方は、気をつけて下さい。
木自体の乾燥度が甘い為に、胴が割れたりすることが本当にに多いのです。
これらも先生の、知識の中には有りません。
無くて当たり前なのです下手をすると楽器屋さんでさえ知らないことも多いのですから。
ですからこれは先生の責任ではありませんが、これらが胴が割れたりした時には先生も販売者としては責任が出て来ます。
それではどうすれば良いのかというと、かなり濃い、黒めになった木の色の材は、比較的乾燥が十分されていると思ってよいと思います。
人工乾燥すると木の色というのはそれほど変わっては来ません。余り黒くはならないのですが自然に乾かした木というのは、木の脂分が酸化して色が黒くなって来ます。
しかし黒いからと言って安心できないのは中国の塗装技術というのは大変優れていて、黒く染色されているものも有りますので、、、、もっと他の処の技術、根本の乾燥技術などに力を入れてくれないかなと、思うのですが、、、
などなど、やはり楽器は、せめて楽器屋さんから自分の目で見て自分の手で弾いて音を確かめて、購入したいなと皆さんも思えるような時代にはなってきたのです。
中国から直接買ってこられるような時代であり、台湾からもそれこそ気軽に買ってこられます。
時代が変わったのです。
先生方も、二胡は自分達が仕入れてこなければ日本人には買えない時代では無いというのは、少しわかって欲しいのですが。
それこそ先生としての威信が傷つ付かないでしょうか。
どうでしょう。
以前はワシントン条約の問題などで、中国から仕入れると言うのは大変なものだったのですが、、今は、
他の所で購入した楽器を使わせない先生がいると言う話は本当でしょうか、他のとこの楽器はみんなダメと言って自分の所で販売している楽器を購入させるというのも
その他の楽器では、どこで買ってこようと、先生がそれほど文句を言うということも有りません。カワイのギターを買って来て、ヤマハで習おうと、黒沢のバイオリンを購入して、そのほかの教室で習ってもそれほどの問題は有りません。
もちろん楽器屋さんの経営している教室ですとその楽器屋さんで購入した方が何かと後後の問題、つまりメンテナンスなどでも大変、楽な思いが出来るということも有ります。
個人の先生ですとご自分のお付き合いのある楽器会社や或いは、工房なども有り、紹介をしてくれるということも多いと思います。
これ以上この事に関してはかきません。
現状がどうなっているかは二胡を弾いている以上皆さんの常識ですね。
稀に日本人の、先生ですと、中国に先生が行かれた時に、良い物を選んで来てくれるということも有ります。
ただし、問題は、二胡という楽器に付いてどれほどの知識を各先生が持っているかというのは、先生それぞれで違いがあります。
これは何も二胡だけに限ったことではありません。
バイオリンなどでも、表と裏の板に施されている、板の外周に沿った黒い線が、筆で描かれていると思っている方も大変多いのです。
これはバフリングと言って、2,4ミリの板厚切り無いバイオリンの板に、1,2ミリの角材を埋め込んで、補強と共に音の鳴りを強める役割のあるものです。
特に低音のバリっとした音というのはこのバフリングが有る無しで相当違います。
二胡にもありますね、皮のエンドに、白いプラスティックの薄い板が埋め込まれています、埋め込みは大概2ミリ以内です。
深すぎると、その部分だけ胴の木の板が薄くなりよく鳴るけれども、ウルフ音が出やすくなります。
それも置いて置いて、演奏家が楽器の事をそれほど解るわけではありません。
弾いてみて良いか悪いか、これはどんな程度の楽器かが分かるのです。
楽器は、作ってみないと解りません。
ですからいろいろ面白いことが光舜堂でも持ち上がります。
先生から購入したという、アフリカ紫檀(大葉紫檀)です。と持ってこられた楽器が実は、本物のインド小葉紫檀であったとか。得しましたね。
老紅木ですと言われて渡された、楽器が実は黒檀それもカリマンタンエボニーであったとか。
花梨の楽器と言って購入したものが、棹だけ相当良い紫檀であったとか。
弾きやすい楽器ですねと渡された楽器の皮が、もう10年ぐらいも弾かれた位に柔らかい物だったとか、
でもこれもよいのです。
美術品は、誰々の作という事で、値段が相当変わりますし、またその事で、偽物世界も出来上がっています。
楽器もそうですね、バイオリンなどは、どこまで本物かは解りません。
タダ楽器は美術品と違って鳴らしてみると大きく差が出ます。
名人のと言われたものが弾きにくい場合も有りますし、大した金額ではなくとも相当良くなる楽器も沢山有ります。
その名人の物にしても本物かどうかはさて置いて、最初は弾きにくくとも、音がよくなくとも弾き込むうちにとてもよく鳴って来ると言う楽器も沢山有ります。
そういう意味ではがっきは、悪い楽器というのは無く、弾き手の技術と育て方であるということも有ります。
しかし、楽器はそれほど安い物ではありません。
ましてや、今やインドの小葉紫檀(コウキ紫檀)などは、もうすでに中国にも殆ど無く、日本にまで中国の楽器屋さんが買いに来るような時代です。
中国で作ったものでも既に100万円を超えるようなものも多く有ります。
つい最近までは、一元は13円でした、13倍ですね、それが今は、6円を切るくらいになってきています。
つまり中国から入って来る物は倍位値上がりしているという事ですから、これからの二胡の値段は益々上がることになり、日本で作っている私の楽器の金額はもううすぐ、中国製の同レベルの楽器より、安くなってしまいかねません。
それから、怖いのはアフリカ紫檀です。
この木は最近ここ10年ぐらいで、楽器に作られる為に輸入されたものが多いのです。
特にこの最近3,4年ぐらいで購入された方は、気をつけて下さい。
木自体の乾燥度が甘い為に、胴が割れたりすることが本当にに多いのです。
これらも先生の、知識の中には有りません。
無くて当たり前なのです下手をすると楽器屋さんでさえ知らないことも多いのですから。
ですからこれは先生の責任ではありませんが、これらが胴が割れたりした時には先生も販売者としては責任が出て来ます。
それではどうすれば良いのかというと、かなり濃い、黒めになった木の色の材は、比較的乾燥が十分されていると思ってよいと思います。
人工乾燥すると木の色というのはそれほど変わっては来ません。余り黒くはならないのですが自然に乾かした木というのは、木の脂分が酸化して色が黒くなって来ます。
しかし黒いからと言って安心できないのは中国の塗装技術というのは大変優れていて、黒く染色されているものも有りますので、、、、もっと他の処の技術、根本の乾燥技術などに力を入れてくれないかなと、思うのですが、、、
などなど、やはり楽器は、せめて楽器屋さんから自分の目で見て自分の手で弾いて音を確かめて、購入したいなと皆さんも思えるような時代にはなってきたのです。
中国から直接買ってこられるような時代であり、台湾からもそれこそ気軽に買ってこられます。
時代が変わったのです。
先生方も、二胡は自分達が仕入れてこなければ日本人には買えない時代では無いというのは、少しわかって欲しいのですが。
それこそ先生としての威信が傷つ付かないでしょうか。
どうでしょう。