二胡は元々が民族楽器です。
バイオリンなども元はそうであったでしょう。
ただバイオリンは、300年ぐらい前から改造に改造を重ねて、大変完成度の高い弾きやすい楽器になってきています。
特殊な練習をせずとも、慣れさえすれば、そこそこ音が出て良い音色になります。
二胡の良いところは、始めて弾いた時から何とは無くとも二胡の音がすることです。
ですから私のように60歳から楽器を始めても、そこそこの音にはなります。
そして表面上の音、要するに皮の鳴る音で満足してさえいれば、とても楽しく、演奏できますし、みんなで楽しめることができます。
それもとても大切な事だと思うのです。
何しろ年を取って楽器を楽しむなどということはなかなかチャンスが有りません。
二胡の良いのはバイオリンなどのように音が大きくないこと、ギターより音は小さいですね。
比較的倍音が多いですから、優しい音色にも聞こえます。
なにより、日本人の感性にとても合います。
ただこれは運指の第3ポジション以上が出てこない曲に限りかもしれません。
これより先になると相当シッカリと弓を弦にひっかけないと音が出て来ません。
そして、300人ぐらいの聴衆に聞かせようなどと思ったらもうとても皮の鳴る音だけでは後ろの方までは通りません。
理由は、弾きにくいから、そして、しっかり音を出せるように楽器全体を振動させるまで楽器を育てなければいけないからというのも有ります。
それには多分子供の頃からの練習が必要でしょうし、或いは、まいにち5時間、5,6年の練習が必要でしょう。
どんな運弓をしても常にしっかりと弾けるようになるには、相当な訓練がいるはずです、特に二胡の場合は、弓が緩く張ってありますから右手のどんな動きにも一定の毛の張力を守っていくというのは相当に大変な事だと思います。
また、弾きにくい良い音が出にくいというのは、楽器の木の厚みが厚いからでもあります。
厚いのでなかなか振動しないのです、つい力を入れていまいます。そうするとガーガー言って音になりません。音楽にもならないでしょう。
その厚みが有るからこそ重厚感のある音が出るとも言えるのですが、そのおかげで弾きにくい楽器にもなってしまっています。
これは残念な事です。
なかなかよい音にならないと言って折角習い始めた二胡を止めていく人も多いです。
これは少し話が違いますが、楽器自体の製品としての管理の悪さの為、雑音だらけの楽器も大変多いかので、その為の雑音に悩まされてやめていく人も多いです。
雑音と倍音、区別のつきにくい物ではありますが、上級者になると、これらの雑音が苦も無く良い音色で響く楽器にもなります。
しかし考えてみて下さい、今の日本の現状は、女性は子育てが終わってさあこれから人生楽しもうと言う方が圧倒的に多く、二胡弾きの90%でしょう、男子でもやはり、殆どの人が、停年当たりから始める人です。
やはりここは引きやすく、雑音の出ない楽器作りというのは大変重要な事になって来ます。
日本だけでなくシンガポールや、東南アジア、或いは海外の華僑の暮らす街でも皆同じことが言えると思います。
これは楽器を作っている中国の工場に少し考えて欲しいものです。
バイオリンなども元はそうであったでしょう。
ただバイオリンは、300年ぐらい前から改造に改造を重ねて、大変完成度の高い弾きやすい楽器になってきています。
特殊な練習をせずとも、慣れさえすれば、そこそこ音が出て良い音色になります。
二胡の良いところは、始めて弾いた時から何とは無くとも二胡の音がすることです。
ですから私のように60歳から楽器を始めても、そこそこの音にはなります。
そして表面上の音、要するに皮の鳴る音で満足してさえいれば、とても楽しく、演奏できますし、みんなで楽しめることができます。
それもとても大切な事だと思うのです。
何しろ年を取って楽器を楽しむなどということはなかなかチャンスが有りません。
二胡の良いのはバイオリンなどのように音が大きくないこと、ギターより音は小さいですね。
比較的倍音が多いですから、優しい音色にも聞こえます。
なにより、日本人の感性にとても合います。
ただこれは運指の第3ポジション以上が出てこない曲に限りかもしれません。
これより先になると相当シッカリと弓を弦にひっかけないと音が出て来ません。
そして、300人ぐらいの聴衆に聞かせようなどと思ったらもうとても皮の鳴る音だけでは後ろの方までは通りません。
理由は、弾きにくいから、そして、しっかり音を出せるように楽器全体を振動させるまで楽器を育てなければいけないからというのも有ります。
それには多分子供の頃からの練習が必要でしょうし、或いは、まいにち5時間、5,6年の練習が必要でしょう。
どんな運弓をしても常にしっかりと弾けるようになるには、相当な訓練がいるはずです、特に二胡の場合は、弓が緩く張ってありますから右手のどんな動きにも一定の毛の張力を守っていくというのは相当に大変な事だと思います。
また、弾きにくい良い音が出にくいというのは、楽器の木の厚みが厚いからでもあります。
厚いのでなかなか振動しないのです、つい力を入れていまいます。そうするとガーガー言って音になりません。音楽にもならないでしょう。
その厚みが有るからこそ重厚感のある音が出るとも言えるのですが、そのおかげで弾きにくい楽器にもなってしまっています。
これは残念な事です。
なかなかよい音にならないと言って折角習い始めた二胡を止めていく人も多いです。
これは少し話が違いますが、楽器自体の製品としての管理の悪さの為、雑音だらけの楽器も大変多いかので、その為の雑音に悩まされてやめていく人も多いです。
雑音と倍音、区別のつきにくい物ではありますが、上級者になると、これらの雑音が苦も無く良い音色で響く楽器にもなります。
しかし考えてみて下さい、今の日本の現状は、女性は子育てが終わってさあこれから人生楽しもうと言う方が圧倒的に多く、二胡弾きの90%でしょう、男子でもやはり、殆どの人が、停年当たりから始める人です。
やはりここは引きやすく、雑音の出ない楽器作りというのは大変重要な事になって来ます。
日本だけでなくシンガポールや、東南アジア、或いは海外の華僑の暮らす街でも皆同じことが言えると思います。
これは楽器を作っている中国の工場に少し考えて欲しいものです。