寒くて、落葉樹が休眠する季節・・・薔薇も休眠しています。
株が休眠している今が、植え付けの適期ですよ。
今回は、この薔薇苗を植えつけます。
「パリス」っていう木立ち薔薇を植え付けます。
中輪ロゼット咲きでピンクの四季咲き薔薇です。
まずは植え付ける場所にスコップで穴を掘ります。
専門書などには穴の大きさ・深さ・隣の株との距離まで詳しく書かれていますので、そちらを参考にするのがいいと思います。
私の場合は、見た目でこれぐらいの穴を掘っています。
私の庭ですと、専門誌通りに穴を掘ると、植え付けられる株数が半分以下になってしまいますので・・・。
黒土・赤玉土・腐葉土・ピートモス・燻炭などを混ぜて土を作るのが面倒な場合は、この「バラの土」を使うと簡単です。
色々配合されているので、使いやすいですよ。
植え穴の中で、元々の土と元肥を混ぜ合わせます。
肥料が根に直接触れないように注意しましょう。
私は「ハイポネックス バラ専用肥料」を使っています。
苗を鉢から抜く時には苗を折らないように注意しましょう。
軽く引っ張っても抜けない時には鉢を逆さにして抜きましょう。
それでも抜けない時には、このように鉢の側面を叩きます。拳で叩くと手が痛い、というときにはシャベルの柄の尻で叩くといいですよ。
こんなふうに苗が抜けます。
この「根鉢(ねばち:鉢の形に固まった根っこ)を崩さないように気を付けましょう。
根鉢を崩さないように、苗を植え穴に置きます。
根鉢を崩すと植え付け後の成長が悪くなります。
この時、苗の枝の向きに注意しましょう。枝の伸びる方向と太陽の方向、隣の株との距離などをよく確認して向きを決めます。
根鉢の周囲に「バラの土」を入れて丁寧に固定します。
苗がグラグラしないようにしっかり固定することが重要です。
株の周りに土手を作って、たっぷりの水をあげたら植え付け終了です。
水はジョウロで一杯分ぐらいあげます。水が少ないと植え付け後の成長が悪くなったり、植え付け失敗で枯らす原因になることもあるので気を付けましょう。
咲くのがとても楽しみです!
※この植え付け方は、あくまでも私の趣味の範疇のものです。
失敗したことはありませんが、こんなんでホントに大丈夫か、って思う場合は専門書を読んでから植え付けることをオススメ致します。