多趣味部の校庭には、秋もたくさんの生き物がいるんだよ。
親子なのか、いつも3羽で遊びに来る『シジュウカラ』。
毛虫やイモムシなど、いわゆる害虫を食べてくれる益鳥です。
1羽が一日に食べる毛虫の数は100匹以上なんだって!
シジュウカラが頻繁に来るようになると、殺虫剤が要らなくなります。
なので、多趣味部の校庭の樹々には殺虫剤を使う必要が無いのだ~。
あ、シジュウカラが姿を消した・・・って思ったら『オナガ』が来ました。
綺麗な鳥なんだけど、鳴き声がなあ・・・ゲーゲーって結構うるさい(-_-;)
カラス科だからね。
雑食性で、野鳥の巣を襲うこともあります。
うるさいと言えば、こいつらね。
まとめて渡って来ましたよ。
ピー!ピー!ってけたたましくさえずる『ヒヨドリ』。
果実類を食害するので害鳥扱いされることもあります。
ま~、サクランボもジューンベリーもグミも食べられちゃうからな~。
冬鳥だったはずなのに、夏越しして繁殖する個体もいるんだよね。
保護色のチョウ『キタテハ』。
枯葉や樹の皮に擬態してるといわれています。
確かに見付けにくいチョウで、飛んでいないと分からない!
完熟して落ちた柿などに集まるのをよく見かけます。
『モンシロチョウ』いた~!
カタバミの花の蜜に寄ってきました。
この時期にはアブラナ科のカラシナが芽を出すので、産卵に来たかな?
そうそう、モンシロチョウの幼虫のアオムシはアブラナ科の植物が大好き。
ほら、キャベツとかね。
茶色いタイプの『オンブバッタ』。
よく見掛けるのは緑色だけど、こんな色のヤツもいるんだよ。
バッタやカマキリには緑色のヤツと茶色いヤツがいます。
緑色の体色は『孤独相』っていって、周囲に同じ個体の数が少ない場合の体色です。
逆に茶色い体色は『群生相』。
同種の個体数が多い場合にこれが起こるようです。
みんなが知ってるトノサマバッタと同じで、群生相になると狂暴化する傾向にあります。
久し振りに昼間に『ヤモリ』に遭遇。
小っちゃくて可愛い個体です。
まあ・・・可愛いと思うかどうかは・・・ねえ。
このヤモリは爬虫類、イモリは両生類ですよ。
間違わないよーに!
間違っても、なんにも困らないけどね!
庭に現れる哺乳類を撮りたいのに、ハードルが高くて(-_-;)
だって、モグラと、モグラの仲間のヒミズと、夜に飛び回るキクガシラコウモリだからさあ。
あ・・・カヤネズミもいるんだけど、見つからないよ。
3センチぐらいのネズミだからね~。