気を取り直して「佐助稲荷神社」へ。
鳥居がたくさん並んでいる神社です。この辺りの地名が「佐助」なんですね。
まずは下社でおみくじを。・・・中吉(笑)。
上社に上る階段にはたくさんの鳥居が並んでいます。
稲荷神社なので、狛犬ではなくてキツネです。
「あ~、このキツネ、お稲荷さんじゃなくてチクワくわえてる~」って言ってた女性観光客がいました(笑)。いやいやいや、くわえてるのは「巻き物(書物)」だからね。これがチクワだったらこれ多分チーズチクワだからね、中身入ってるし。それに最初からお稲荷さんもくわえてないからね。お稲荷さんをくわえてるキツネの像は無いと思うんだよね。
しかし・・・迫力があるキツネだなぁ。
何かに化けるために巻き物くわえてるのかな・・・。
ここでお参り。それほど大きい社ではないです。
稲荷神は元々は「稲成り神」。豊作の神様です。キツネは、白いキツネが稲荷神の使いだと言われていたことから「御狐様」として祀られたのが始まりのようです。
商売繁盛の神様として祀られている所も多いようです。
ここから更に階段を上ります。
おおお。キツネだらけ。これはこれで凄い。ここでもお参り。
稲荷神に油揚げをお供えするのはナゼ??
キツネは元々肉食なので、大豆原料の油揚げを特に好むわけではありません。
ただただ、油揚げの色がキツネに似ているから・・・のようです。稲荷寿司(お稲荷さん)の名前は稲荷神に油揚げをお供えしているところからきています。
参道と言うか山道を通って下ります。もちろん来た道を戻ればいいのですが、それではつまらないので・・・。でも雨の前後は歩けないですね。右側に生えているシダは「オシダ」。くるくる丸まっている新芽は「コゴミ」という山菜です。
山道の途中にこんな場所が。
ちょっと・・・この雰囲気は怖い感じがします。なんかここだけ雰囲気というか、空気感が違っていました。
一通り散策して下ります。こうして見ると下りもなかなかいい雰囲気出してますね~。
キツネが化ける、と言えばかの有名な陰陽師「安倍清明」の母親「葛の葉(くずのは)」はキツネが化けた女性だったそうです。ここのキツネには関係無い話だと思いますが・・・。くわえてるのチクワだし。
この赤い鳥居は塩ビ管(水道管みたいなやつ)で造られているものが多いことに気付きました。気付かなければ良かったかな~、と。
鳥居は一般の方の奉納金で造られています。こういった場合の奉納金は8~50万円らしいです。
・・・鳥居、立ててみます?