ガーデニング好きの人にオススメの本ですよ。
オーガニック・ガーデン・ハンドブック「雑草と楽しむ庭づくり」です。
築地書館からの発行です。
この本、目からウロコが落ちますよ~。
ウロコがあったらね♪
庭に生えやすい・・・というか、庭でよく見かける雑草が紹介されています。
こんなにたくさんの特徴的な草がたくさん生えているのに、今まで「雑草」って一言で片付けていたな~。
園芸品種や花木には詳しいけど、一緒に生える雑草のことは知らない・・・となると、知識的に損してるかもなあ、なんて思いました。
雑草を庭で生かす方法。
100%除草しようとすると、すっごいストレスになるんですね。
あ、あそこにもあるから抜かなきゃ、って。
気になりすぎて除草剤を撒いて・・・草花まで全滅させたり。
で、全滅した理由が除草剤のせいだって、気付かなかったり。
気付いても、本質は除草剤のせいじゃなく撒いた自分のせいだって思えなかったり。
近所の人に、こんな人がいました。
「庭木の花がいつになっても咲かなくて・・・元気が無いんだよ。」って。
話を聞いてみたら毎週のように除草剤を撒いていたんですね。
確かにその人の庭は「雑草がほとんどなくてキレイ」なんですが・・・それは薬剤で土が汚染されて「不毛の地」になってるだけ。
草が生えないし除草剤で微生物が死滅してるから、落ち葉などの分解されずに土と混じり合わず・・・花壇以外の土はカッチカチで。
そりゃあ、庭木も弱りますよ。
そういうのを避けるためにも、とてもいい内容ですよ。
分かりやすくて楽しく読めますしね。
確かに雑草は邪魔。私もそう思って、必死に草むしりしてます。
でもね、100%を・・・とは考えていないんです。
根が地中深く伸ばすタイプ、根を地表近くに張り巡らすタイプ・・・確かに草花などに与えた肥料分を吸われてしまいますが、同時に土を耕してくれています。
なので、必要ない場所の雑草は抜く・生えていても問題ない場所はそのままに、って感じにしています。
但し、はびこり過ぎないように管理はしっかりしてますよ。
密集してしまうと蒸れて大切な植物が枯れてしまったり、日当たりが悪くなってしまったりするので、そこは庭の状態を見ながら抜いたり残したりの管理をしています。
雑草の中には綺麗な花や可愛い花を咲かせる物、食べられる物、蝶を呼び寄せるものなど色々な物があるので、見分けて残すと楽しみが増えますよ!
この本、読んでみませんか?
ガーデニングに対する考え方が変わりますよ~!