樹高5mの桑の樹の強剪定をするぞ!
紅葉していた『桑(くわ)』の樹の葉っぱが全部落ちて、休眠に入ったので・・・。
これから強剪定をするぞ!
放置するとどんどん大きくなるからね。
うさぎ学園の校庭の桑の樹は園芸品種の『一才桑』じゃなくいわゆる『山桑』なので、放置すると野鳥さえ近付けない『一本ジャングル』になっちゃうのだ。
春になって新しい枝葉が出た時の樹形を考えて剪定しないと・・・葉っぱが出てから不格好になるし、実が生らなくなっちゃう。
このノコギリを使って切ります。
小さいのに切れ味が素晴らしいのでオススメ道具ですよ~!
かなり太い樹なので、登ってノコギリで切ります。
木登りはそれなりのコツと経験値が必要なので、絶対真似しないでね!!
ちなみに・・・モミジと梅と柿には登らないで!
結構太い枝でも簡単にポキンと折れます!!
運が悪いと・・・死ぬよ💀
桑の枝はしなやかで折れにくく、頑丈で耐荷重が高いのでこうして登れます☆
高さはこれぐらい。
高いよ。
落ちたらヤバいっす。
小さい株の頃から登りやすい形に仕立てているので、足場と手掛かりは都合のいい場所にあります。
なので、簡単に落下はしないよ~!
さて、樹上での強剪定のやり方なんですが、これが良い例。
身体を支えてる左手の位置はこれが正しいです。
こっちが悪い例。
掴まってる左手の位置より下で切ろうとしてるので、切った瞬間、枝と一緒に自分も落下します!!
たまにこういう切り方をして大けがする人がいますね。
絶対にやっちゃダメ!!
太い枝を切ったら、切り口にこの『カルスメイト』を塗っておこう。
切り口が傷みにくくなるよ。
これを伸ばすように塗るんですが・・・桑は切るとたくさんの樹液が出るので、ちょっと塗りにくい(-_-;)
こっちは一年前に切った際にカルスメイトを塗っておいた切り口。
切り口の周囲の樹皮が傷んでいないですね。
次の年には樹皮が切り口のエッジ部分を保護するように盛り上がります。
こっちはカルスメイトを塗らなかった切り口。
切り口も切り口の周囲の樹皮もかなり痛んでます・・・。
桑は治癒力が高いので極端に枯れ込むことはなかなか無いんですが、他の樹種については分からないので、カルスメイトを塗ることをオススメします。
これが切り落とした枝。
これで半分だよ。
結構ヘビーな作業ですぜ。
でもね、楽しみながらやってるから辛くはないんだな~♬
ゴミ袋に詰めて捨てるために、太い枝はノコギリで適当な大きさに切ります。
今回、一番太い枝はこれでした(-_-;)
で・・・これこれ!
これが厄介!
切り落とした枝でもこうして白い樹液が出るので・・・衣類に着かないように!!
洗っても落ちないよ、マジで。
手についても大変。
黒く変色してしばらく落ちないんだよ、これ。
細い枝は剪定ばさみで刻んで・・・。
ゴミ袋に入れて片付け完了!
45リットルゴミ袋で2袋になりました。
強剪定、終了~っ!!
スッキリしました!
桑は萌芽力が強いので、春には小枝が増えてちゃんと元気になるよ♪
細い枝を残しているので、ちゃんと実も生るぞっ!!
樹上でのバランス、自分の身体と切った大枝を保持したり移動させたりする腕力、長時間樹上に滞在する体力、全て必要です。
自信が無い人は絶対に真似しないでね!!
【こっそり裏話】
セルフタイマーでの自撮り・・・結構めんどい。
登り降りの回数が・・・。