今回は『化石発掘体験』に参加するのだ!!
滅多に来ることがない『とちぎ花センターの事務所』の方に来たよ。
ここで化石発掘体験があるのだ。
予約してました~♬
早めに来たんだけど・・・もう参加者が来てるなあ。
参加者がたくさん集まってるのは、早く到着した人に本物の化石を見せて触らせてくれてるから♬
子供も大人も夢中になってるぞ!
あれ?テレビカメラがいる??
これ、草食恐竜の歯の化石です。
子供が持ってるのは、体長10mの巨大古代ザメ『メガロドン』の歯の化石。
さあ、始まりました!
最初はセミナーだよ。
先生は栃木県立博物館の学芸員です。
「化石って何?」って訊かれたら、こう答えるのがベスト!
「大昔に生物がいた証拠」です!
だから生物本体じゃなくフンや足跡、巣穴なども化石って呼ばれます。
ある時、恐竜のツノの化石らしきものが発見されました。
「あ、これはツノだ!大きさからして、こんな恐竜だったんじゃね?」って想像されたのが上の緑色の恐竜『イグアノドン』。
発見された当時、この姿が図鑑に載っていました。
研究を重ねていくと・・・どうやらあれはツノじゃなくて爪らしい!
「じゃあ・・・イグアノドンはこういう姿だったはずだ!」って改定されたのが上から二番目に立ってる形のイグアノドン。
しかし!更に数年後、足跡の化石が発見されたんですよ。
足跡の大きさは2種類。
「ってことは・・・前足と後ろ脚の四足歩行だったんだな!」
で、今想像されてるこの姿に改定されました。
残念なのは名前。
最初に想像された姿・・・イグアナに似てますね。
だからイグアノドン。
今の姿からは思いつかない名前だよね。
・・・ドンマイ。
さて、各テーブルの上にはこんなのが置かれています。
ハンマーとタガネと謎の大粒の砂。
この大粒の砂、ほとんど全部が貝などの化石です。
この中から4種類の化石を探すんだけど、貝とウニと・・・あと何だっけ(-_-;)
ピンセットを使って探してみる。
いつの間にか4種類を探すんじゃなく、気に入ったものを選び出してる自分がいました♬
とりあえず、大きいのを集めてみた♪
これは持ち帰りできます☆
あとで拡大鏡で見てみよう!!
次はこの石。
中に化石があるかもしれない(ほぼほぼある)泥岩と砂岩でできた岩です。
地層がありますよ。
3個入り1袋で、好きなのを選べました♬
今回の化石発掘体験では、こんな化石が発見されます!
葉っぱの化石だよ。
小学生の頃、よく化石拾いに行きましたよ~。
「こんなのが出たら必ず教えてください!発見者の名前を付けて展示します!」だって!
さ~て、発掘体験だ♬
この岩、地層がありましたね。
その地層に沿ってタガネを当てて、ハンマーで叩いて割ります☆
あれ?
そういえばケーブルテレビの取材カメラが来てたんだよ。
いつの間にか私の前にいたっ。
割れたぞっ♬
さ~、化石はあるかな??
もう宝探し気分(^^♪
これ、化石の部分を指差してます。
葉っぱの化石があるの、わかりますか?
で、指差してるのは・・・カメラさんに「ここだよ。」って教えてるから。
いつの間にか、私が割るのを撮ってました☆☆☆
たくさん発見できたよ!
ほら♬
これが前の写真で発見されたやつね!
これも葉っぱ。
ハッキリしてるね。
形よく発見できた葉っぱ。
これ、好き♬
これを発見した時には周囲が湧いたぞ!!
先生の「これは凄い!こんなにハッキリした『松の葉っぱ』は珍しい!」の一言で大人たちがみんな集まってきた!
カメラさんも喰い付いてた!!
私自身が周囲の反応にビックリしてしまったんですが・・・ほんのちょっとのヒーロー感、嬉しい♬
確かに、さっきスクリーンに映し出されてた松の葉っぱの化石と比較するとハッキリしてるね。
参加者は子供が多かったからね、大人の面目躍如と言いますか・・・。
そうそう、松の葉っぱは細いから化石として残りにくいんですよ。
・・・あれ?おかしくね?
松の葉っぱって2本でひとつ。
これ、4本でひとつだよね。
古代の松って葉っぱは4本だったってこと?
実は大発見だったりして☆
今回の化石たちは30万年前の葉っぱたち。
化石になるのはその時代のものの中の僅か1%ぐらいなんだって。
発掘した化石は持ち帰りOKでっす。
100均でコレクションボックス買って帰って保管しよ♬
この後ね、取材に来てたケーブルテレビからインタビューを受けました。
私がメッチャ楽しそうにやってたらしく・・・。
3個の岩をここまでスライスしたしね。
子供の頃に身に付けたスキルが時を超えてここで役に立つとはなあ。
この体験、メチャメチャ楽しい!!
集中力いるけどね、それがまたイイ。
子供の頃に戻れましたぜ。
・・・今も頭の中は子供だけどさあ。