先日のぐんま自然観察指導員会の研修観察会では虫えい(虫こぶ)も何種類か見られました。ナラメリンゴフシなどもあったのですが、今回は今まで撮影できずに私のホームページに載せていなかったものを2種類アップしておきます。
ヤマフジハフクレフシ
フジの新葉に作られていた虫えい(虫こぶ)です。葉の表裏両方に丸く盛り上がった球形のものがたくさん出来ていました。
最初は緑色で、成熟すると褐変します。この写真は褐変してきたので、もうじき成熟した幼虫が出てくるのでしょう。その後は地中で過ごし、サナギとなって新芽の時期に羽化し産卵するのだと言われています。
ブナハツノフシ
これはイヌブナの葉表に作られていたものです。すこしピンボケ。
5~6月に目立つようになって、落葉よりも早く落下して虫えいの中でサナギになって越冬するそうです。春に羽化して新芽に卵を産むそうです。
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