今朝は温かい朝・・・かなり気温が上がるとのことで冬芽も大きくなってきて、時期を逸してしまいそうです。撮り溜めた画像がまだ何種類もあるのですが・・・
今回はクワです。かつては蚕の餌として栽培され、養蚕が盛んだった頃は群馬県中の何処にでも植えられていた樹木ですが、最近は製糸業の衰退とともに少なくなってきてしまいました。
クワの幹は灰褐色の樹皮で縦皺が入り、一年生枝も灰褐色で縦長の楕円形の皮目が沢山見られます。冬芽は二列互生、先の尖った広卵形、2~6枚の無毛の芽鱗に包まれます。
葉痕は盛り上がって半円形で内部が窪んで環状に並んだ沢山の維管束痕が見られます。落葉当初は托葉が残り、これが落下すると三日月型の托葉痕が現れます。
時に枝の下部が残った枝痕も見られます。
(冬芽と葉痕117種類目)
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