ツバキ科の中で落葉樹のナツツバキ属のナツツバキ(別名シャラノキ)ですが、木肌が淡い褐色で表皮が斑紋状に薄く剥がれサルスベリ(百日紅)やリョウブの肌に良く似ています。
枝は灰褐色で無毛、短枝化した側生枝が多く、1年生枝は明るい褐色で仮頂芽型樹種特有のジグザグに曲がっています。
冬芽は有柄芽で2列互生して開出します。冬芽は扁平な紡錘形で先が尖っています。
芽鱗は3~4枚で外側の芽鱗は毛が少なく灰褐色~黒褐色、内側の芽鱗は灰褐色で灰色に光った軟毛が蜜に生えています。葉痕は小さな半円形で1つの維管束痕が見えます。↓の写真は外側の芽鱗が取れてしまいました・・・
(冬芽と葉痕:146種類目)
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冬芽でわかる落葉樹 |
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信濃毎日新聞社 |