昨日に続いて「冬芽と葉痕2014」ネタです。12月13日に憩の森で森林観察会の講師を務めることもあって、おさらいの意味で以前に乗せた樹種も改めて写真を撮り直したり観察したりしています。今回はマンサク・・・マンサク科にはマンサクやマルバマンサク、シナマンサクなどがありますが皆それぞれ特徴があります。
マンサクの冬芽は互生して芽柄を持ち予備芽を伴うのが特徴です。芽鱗は2枚で早期に剥がれてきます。(↓主芽の芽鱗が剥がれかかっている冬芽)
厳冬期には芽鱗が剥がれて裸出しているものが多くなり、最初から裸芽ではないかと間違えるほど・・・「芽鱗が冬芽を包んで寒さから守っている」って言われるけど、こういうのを見ると「違うのでは?」と思いますよね。
葉痕は半円形~三角形で多少盛り上がり3個の維管束痕が見られます。小さくて見辛い(↓)けど愛嬌のある顔・・・
花芽は球形で短枝を持っていて2~4個を鈴のようにぶら下げます。(○○星人現る・・・)
初冬の頃には種を落としたさく果の殻が残っていることもあります。
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冬芽でわかる落葉樹〔改訂版〕 |
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