昆虫の世界を垣間見ていると、虫たちの色合いや形などのデザインが素晴らしく驚くことが多々ありますね・・・
一枚目の写真(↑)は先日、碓氷川にアユ釣りに行ったときに駐車場の傍らに生えていたカラムシの葉に付いていたラミーカミキリです。以前にも富岡で撮影したことが有りましたが、緑白色や青白色の地に黒の斑紋を持つカミキリムシでパンダのように見えたり、黒いチョッキを着ているように見えたりするカミキリムシです。
日本には居なかった種類で幕末の頃に入ってきた外来種だそうです。それも暖かい地方にしか棲んでいなかったものが温暖化とともに生息域を拡大し北関東まで入ってきてしまったのです。
この写真のラミーカミキリはほとんど触角が有りません。オス同士のメスをめぐる戦いにでも敗れたのでしょうかね? カミキリムシは触角でメスを探すのでこの個体は可哀想ですがデートできそうもないですね・・・
そして下の写真はバッチリ悪人面のシオヤアブ、このグラサンを掛けたような怖い顔・・・だから交尾もお互い正面を向き合えないのかな(笑)
シオヤアブは交尾をしたまま飛び回るのですが、メスを他のオスに取られないようにしているのだと言う説がありますがどうなのでしょうかね? そして飛ぶときはどちらかが羽ばたき、どちらかが休んでいないと飛べないよね? 飛ぶのはオスの仕事かな・・・
(↓)こちらは前にも見たことのある人面カメムシ・・・アオハダの葉に隠れるように群れていました。
大きさからいってエサキモンキツノカメムシの幼虫でしょうね。それにしても愛嬌のある顔です。
2~3日してもう一回写真を撮りに行ったときには1匹もいませんでした・・・
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