桟敷山自然観察会・その3はトンボやセミ、チョウなどの昆虫編です。まず最初は何といっても桟敷山中腹にある「せんべい平」のお花畑で避暑をしているアサギマダラです。オスはヨツバヒヨドリの花に群れていました。(↑)アサギマダラのオス(後翅の肛角部近くに黒斑の性徴があります)はキク科ヒヨドリバナ属の蜜に含まれるピロリヂディンアルカロイドを摂取しないと成熟できないのだそうです。
メスは後翅肛角部近くに性徴は見られません。(↓)マルバダケブキの花にとまって蜜を吸っているところです。
アサギマダラの動画も撮りましたが20秒だけ、それに画質も良くないのですがこちらをクリックすれば見られます→アサギマダラの乱舞
次は肉食性のチョウで、幼虫はササやタケにつくアブラムシなどを食べて育ち、成蝶はアブラムシの分泌物を吸うというゴイシジミ・・・翅の模様が碁石を並べたようだからついたということです。
クジャクの羽根の斑紋のような模様があるクジャクチョウ・・・
手の汗を吸いに来たヒメキマダラヒカゲ・・・
そして桟敷山にはたくさんのアキアカネが避暑に来ていました・・・
トンボの見分け方の説明を詳しくしていただきました・・・
さらに森林内のいたるところで鳴いていたコエゾゼミ・・・羽化したばかりのコエゾゼミがいたのでエゾゼミとの違いを教えてもらいました。
次回は植物編です・・・
「にほんブログ村ランキング」に参加中です。下のバナーを押して応援よろしくお願いします。(2710話目)
「人気ブログランキング」にも参加しています。こちらも応援よろしくお願いします。
フィールドガイド 日本のチョウ (日本産全種がフィールド写真で検索可能) | |
クリエーター情報なし | |
誠文堂新光社 |