表題の特別講演会が昨日行われたので聞きに行ってきました。メインの特別講演は「(↑)虫捕る子だけが生き残る」の著者の一人である池田清彦氏・・・
群馬県環境森林部長の挨拶・・・
そして群馬県立自然史博物館主幹の大森先生の「群馬の野生生物のおかれた現状について」のお話・・・
絶滅のおそれの理由のワースト5のうち園芸採取(いわゆる盗掘)や管理放棄が多いのですね。そしてネットなどでも販売しているのだから困ったものです・・・
そして色々な環境変化が問題なのですね・・・
続いて自然環境課長から条例についての説明・・・動物3種、植物8種が特定県内希少野生動植物種にに指定され規制や罰則も有るらしいけど、他の動植物は大丈夫なのかな?
最後に池田清彦先生の特別講演・・・
お話の内容は「希少な生きものを守るために今できること」で、種の多様性・遺伝的多様性・生態的多様性が大切なこと、中でも生態的多様性が大切なこと、より良い生態系が守られていれば生き物は絶滅しないと・・・
さらに農薬では稲の苗に使われるフィプロニル(プリンス)が赤トンボを大幅に減らしていること、ネオニコチノイドがミツバチを始め多くの昆虫に危害を加えていること、ラムサール条約の話、持続的利用の話、糞虫がとても綺麗なことなどなど・・・生き物に関する話を多岐にわたって面白可笑しく講演してくださいました。
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虫捕る子だけが生き残る 「脳化社会」の子どもたちに未来はあるのか(小学館101新書) |
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