雨の止み間に花探しをしていたら雨露が似合うツユクサの花が咲いていました。 ツユクサの花は半日で萎んでしまうため朝の観察が欠かせませんね・・・
緑色の苞の間から鮮やかな青色が目立つ花が顔を出します。よく見ると花弁は3枚あって上の2枚が青色、下の1枚は白色で目立たないのです。
雄しべは6本あるのですが短い3本は花粉を出さない代わりに先端がπ字又はX字型の小さな花弁のようになっていて鮮やかな黄色が目立ちます。この色で虫を呼び寄せているのでしょうね。
中くらいの長さの雄しべも先端は鮮やかな黄色(逆V字または逆Y字)で多少は花粉も出しています。
そして雌しべと同じくらいの長さの雄しべ2本が完全なもので花粉を出しているのです。どこにでもあって時として邪魔にされるツユクサですが随分と凝った作りになっているのですね・・・
傍らでは北アメリカ原産のメマツヨイグサが花を閉じようとしていました。同じ仲間のオオマツヨイグサよりは花が一回り小さいので区別できます・・・
また、同じ仲間のマツヨイグサは花が萎むと赤くなるのですが、メマツヨイグサやオオマツヨイグサは赤くなりません。
そして何とも可哀想な名前を付けられたハキダメギクも小さな花を咲かせていました。
熱帯アメリカ原産の外来種で世田谷の掃きだめで見つかったので付けられたのだそうですが、もう少しましな名前を付けてやれなかったのですかね・・・
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