先週の土曜日にある方から奈良の地酒が届いた・・・
この方は関西の著名な昆虫学者なのだけど、私のブログを見てわざわざメールを送ってきてくださった。
「エノキハツノフシを県単位で初記録をされた方には賞品をお送りしています」とのこと・・・そこで初めて私が群馬県内での初記録をしていたことが判明した!
半信半疑だったのだけど「賞品はお酒」という言葉に釣られて返信した・・・(笑)
↓エノキハツノフシ(エノキカイガラキジラミ)かエノキハクボミイボフシ(クロオビカイガラキジラミ)の初記録に1970年代からWANTEDをかけていたというのだ・・・
私がエノキハツノフシの写真を撮ったのが2010年6月9日だったので7年も経ってからの賞品ゲットだった・・・
農林大でも見つからないかなと校内のエノキを見て回ったらここでも見つかったよ。 葉裏にろう質の白い貝殻状の蓋をするのが特徴なんだ・・・
白い殻を剥いだらろう物質に包まれた幼虫が動いていた・・・
あとで専門の先生に診て貰ったら殻に小さな穴が開いているので寄生蜂が卵を産みつけた可能性が有るらしい・・・
このWANTEDは、あくまでも研究の為だからね・・・(笑)
そして現在全国的に調べて欲しいとWANTEDがかかっているのが「マタタビツボミタマバエの冬寄主」・・・マタタビツボミフクレフシで、形成者はマタタビツボミタマバエなのだけど冬の生態が不明のままなのだそうだ!
マタタビツボミフクレフシは漢方薬として現在も使われていて生態が解明されれば安定的な量産も望めるので、今の時期に卵を産みに来るはずなのでその成虫を捕まえたいのだそうだ・・・
これには賞品はかかっていないよ・・・(笑)
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