群馬県憩の森 学習センター主催の森林観察会は9回あるのだけど、その内の2回を私が講師を務めている。
テーマは、6月初旬の「虫えいと梅雨時の花」、もう一つは12月初旬の「樹木を冬姿で見分けよう」で内容はかなりマニアックな世界なのだけどね・・・!
今回の「虫えいと梅雨時の花」は、今年の天候不順のせいか虫えい(虫こぶ)が、なかなか見られず苦労してしまった。 遅くなったけど様子をアップしておくね・・・
梅雨時の花で咲いていたのはハコネウツギ・・・花筒が急に広がるのと各部に毛が無いのが特徴かな。
コアジサイ・・・多くのアジサイ類にある装飾花がないのだ!
クサタチバナなども咲いていた。
他にもウリノキの花などが見られたけど写真はピンボケでアップできなかった・・・
虫えいはケヤキハフクロフシやエゴノネコアシ、クワハミャクコブフシ、マンサクハフクロフシ、ブナハカイガラフシが観察できた。
皆さん、熱心に観察している・・・途中でハエを捕まえたムシヒキアブがミズメの葉の上で食事中の姿が観察できた!
↓マンサクハフクロフシを観察しながらマンサクとカンバ類へ移り住む生態を説明・・・
↓ブナの葉脈に綺麗に並んだ貝殻状の虫こぶを観察していただき・・・
終了時間間際には、群馬県内では此処(憩の森)でしか見つかっていないウチワドコロハマルフシが3年ぶりで見られた。 久しぶりだったので一人ではしゃいでいたら皆から奇異の目で見られてしまった(笑)
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