またまた・・・タネのネタ!
今回はエゴノキ科エゴノキ属のエゴノキ(↑)とハクウンボク(↓)のタネ・・・
まずは花だけど、エゴノキもハクウンボクも純白の花で、エゴノキは散房花序に見えるような短い総状花序(1枚目の画像)・・・
ハクウンボクは長い総状花序(↓)で葉も大きいので判別は簡単にできるね・・・
果実は薄い果皮に包まれ、果皮が乾燥して裂け種子が放出される蒴果と呼ばれる形態だね・・・
エゴノキの果実・・・
ハクウンボクの果実・・・
放出された種子を拾ってきて並べてみた・・・左がエゴノキ、右がハクウンボクの種子!
エゴノキの種子よりもハクウンボクの種子の方が一回り大きいね・・・
そしてエゴノキの種子の表面は少しざらついて艶が少なく、ハクウンボクのそれはきめ細かく艶がある・・・
エゴノキやハクウンボクの種子をヤマガラが好んで食べ、この種子を運んで貯食するのは有名・・・ヤマガラはこの種子の硬い殻を割って食べてしまうので発芽は出来ない。 しかし、貯食をした種子は食べ残されるものが出てくる、しかも果皮を取り除かれているので自然落下の種子よりも発芽率も上がるらしい。
貯食という習性で食べ残されたタネがエゴノキやハクウンボクの子孫繁栄に貢献しているのだね・・・
「またまた、タネの話かい・・・!」と・・・ (↓) 応援クリック よろしくお願いします! (3622話目)
「人気ブログランキング」にも参加しています。
![]() |
樹に咲く花―合弁花・単子葉・裸子植物 (山渓ハンディ図鑑) |
クリエーター情報なし | |
山と溪谷社 |